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パーソナライズドは程々にしてほしい

もう3ヶ月くらい前のことになりますが、「農業用ドローンってどのくらいの重さまで運べるのかしら」と思って、ググって調べたことがあります。
令和6年能登半島地震で「道路が崩壊してるので被災地にドローンで物資を運べないか」というツイートを見たのがきっかけでした。

その翌日からメールボックスには「農業用ドローン買いませんか!」的なメールが届くようになり、YouTubeのおすすめにも農業用ドローンが登場し始めました。ちなみにメールは今でも3日に1通くらい届きます。
こちらとしてはググって調べ終わった時点でもうこの話は終わってるので、正直スパムメールと同じ感じになってしまってます。


前述のYouTubeも検索や再生の履歴からおすすめ動画を推してくるわけですが、これにも少しばかり閉口してます。
検索結果が過去に見たことのある人の動画で埋め尽くされるようなこと、ありませんか?
こちらとしては他の人の動画も見たいわけで、同じ人の動画ばかりを見たいとは正直なところ思わないものです。


少し話がずれますが、YouTubeを「これは楽しい!」と思ってみていた時期って、色々なジャンルの動画がアレもコレもと並んでいて、今までの自分の視野の中になかったもの(新しい発見とでも言えば良いんでしょうか)が楽しく面白かったと認識してます。視野を広げてくれたと言うか、世界が広がったと言うか。

ですが、今のYouTubeはひたすら同じ話題・同じ人を掘り下げるようにおすすめ動画を出してきます。

正直つまらん。


このような「検索履歴などからユーザーの指向を予測して提示すること」は、「パーソナライズド検索」とか「パーソナライズド広告」と呼ぶんだそうです。

恐らくは良かれと思って実装されてる機能でしょうし、実際役に立つことも少なくないとは思います。
でも、なんていうんでしょう、視野が狭いというか広がりがないというか…。


ちなみにGoogleやYouTubeに限ったことではなく、このnoteもパーソナライズドし過ぎに思えたりしています。


なんかね、最近「生成AI」的な記事でおすすめが埋まってるんですよ…。


わたしはAI規制派の部類に入ると自分では思ってます。
確かに生成AIを取り巻く環境に関心があってその手の記事も読んだりしますが、「画像生成AIを使って稼ぐ方法」や「生成AIでこんなことができるぞ、すごいぞ!」みたいな記事でおすすめが埋まってると正直イラッとします。

むしろ個人的には写真や写真論みたいな記事が読みたいんですけどね…。


なんていうか、教育したいならこの手のおすすめの仕方もいいんでしょうけど、あまり読んでて楽しくはないよ?


ということで、パーソナライズドをリセットするボタンみたいなのを、GoogleもYouTubeもnoteも作ってくれませんかね?(笑)


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