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勇者ヒンメルならそうしたから

すごく、感銘を受けたニュースが少し前にあったので、それについて書きたいと思います。

みなさんは、台湾で地下鉄の中で刃物を振り回した男を取り押さえた勇敢な女性のニュースについて、しっているでしょうか?
このニュースは、女性がその後のインタビューでこう答えたので、日本でもとても話題になりました。

タイトルは、日本の葬送のフリーレンというアニメで、主人公フリーレンが人を助けたりする度に、自分の大切な亡き友人で、勇者だったヒンメルを思い出しながらいうセリフです。
彼女は、エルフで寿命がとても長く、人間である勇者ヒンメルは先に亡くなってしまっていたのです。

このニュースをきいて、私はすごくその女性に感銘を受けました。
この女性は、どちらかというと小柄で華奢な女性です。刃物を持った男に到底敵うかんじでもありません。
それでも、その非常時に、自分の大好きなアニメの主人公を思い出して、危険を承知で男に立ち向かった勇気は本当にすごいな!と思いました。
もちろん、とても危ないことですが。

自分にも、生きてきた中で、この人素敵だなとか、このアニメのキャラクターみたいになりたいとか、思ったことは何回もあって、そんな人と同じような行動を取りたいと思うこともあります。
でも、実際、それができたことなんて、ほとんどなかったんじゃないかな。

でも、きっとこの女の人はそれが実行できるくらい、このアニメとキャラクターが大好きで、さらにそれを現実で行うことができていて、本当にすごいことだと思いました。

毎日、周りに気を遣って流されながら過ごしていると、忘れてしまいがちな気持ちですが、自分の好きな尊敬できる人やキャラクターならどうするか、もう一度自分に置き換えて考えてみたくなるニュースでした。

そして、この女性ほどではないけれど、少しでも周りのたすけになることができる勇者になりたいと思いました。

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