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ゲーム忘備録(ガンダム無双2)

クリスマスにチキンと鮭とモンブランを食べたので勝ち組です。
仕事も年末までありますが誰がなんと言おうと勝ち組です。


今回はガンダム無双2。ガンダムのゲームといえば個人的にはこれです。性能が尖った機体でゴリ押していくゲーム性が大好きです。前後のシリーズに関しては未プレイなので内容は全て2に偏ってます…



〜どんなゲーム?〜

無双系と聞けば誰もが頭に浮かぶコーエーの四文字。今回のゲームの制作もこの会社が手掛けています。
他の無双系と変わらず、大量のMSをビームソードやバズーカや爆弾とかハイメガキャノンとか分身したゴッドガンダムのゴッスラで片付けて大将首を討ち取るゲームです。一昔前のゲームなので突き詰めるとほぼ作業じみた操作になってしまうのはご愛嬌。

もちろん機体のアップデートが可能。パーツのランクを上げれば攻撃方法が増えたり必殺技の使用回数が増えたりと戦闘を有利に進められます。
更に3つのスキルも装備可能。直接戦闘に響いたりパーツの取得に補正がかかったりと多くの種類がある。

特定機体限定のスキルもあるので多少は機体の乗り換えをしないと偏ったスキルのみで戦うことになり手こずる場面も多くなってしまう。欲しいスキルがあった場合はその機体をフリーミッション等で使い倒すのも一つの手。
誰か一人は全てのスキルを持ったパイロットを作成しても良いでしょう。

〜パイロットが豊富〜

結構多い。だがそのキャラクターが乗ってる機体が採用されてない事も多い。(例えば、ルナマリアはいるがガナザクはいない。代わりにシャアザクによく乗って現れる
キャラ毎に初期から乗れる機体は分かれていますが、ライセンスシステムのおかげで時間をかければどのキャラでも全ての機体に乗れます。お気に入りのキャラクターを一人ぐらいは極めてみるのも良いでしょう。全パイロット全スキル全ライセンス解放はこのゲームにおける一つの到達点とも言えます

〜機体性能の差〜

主役クラス、いわゆるライセンス機は派生攻撃やコンビネーション技で普段とは違う必殺技を出せたりとプレイしていて爽快感のある動きが多いですが、量産機などの機体は攻撃方法が極めて単調です。俗にN8C1型と呼ばれる攻撃方法がほとんどの量産機に該当します。N4C4型など別の型もいますが、総じてチャージ攻撃という大型MAに対して有利な技を持ってないのでここは大きな差と言えるでしょう。

ただし、この量産機に対して補正がかかるスキルも存在するので一概に弱いと決めつけることはできません。
ただ個人的にギュネイとクェスのヤクト・ドーガはライセンス機にしても良かったんじゃないかなぁと思ってます。

〜明らかに強い機体〜

私が使ってきた中で3体の強い機体がいます。

まず∀ガンダム。
普通の攻撃ではそこまで殲滅力は無く、あまりパッとしない様に見えますが必殺技が凄まじいのです。あまりこのご時世に大きく書けないのですが、核爆弾をぶん投げるという荒技です。

着弾した場所から広範囲の爆風が広がり周囲の敵を一気に殲滅してしまいます。パーツの強化とスキルの噛み合わせによってはかなりの威力になります。対雑魚戦では無類ですが、高難度のエース機体相手にはあまり通用しません。1000機撃墜ミッション等で光る機体です。

次にウイングガンダムゼロ。
こちらも殲滅力に長け、∀と比べるとタイマン性能もあります。特に敵が密集した場所で放つ必殺技は当たる範囲がバカ広い。パーツに付与できるアタッチメントに敵に攻撃を与えると体力が回復するというものがあり、それを付けた状態でこの技を放つとあっという間に体力が満タンになります。ただし、こちらも高難度エース機体にはそこまでガッツリ削れることはなく、必殺技主体で戦うことはあまりできません。格闘攻撃とチャージを含めながら戦わないとジリ貧になって負ける事も多かったです。

最後にゴッドガンダム。
極論、この機体だけでこのゲームは走り切れます。
まず必殺技を使用して三体に分散します。
その後チャージ攻撃のゴッドスラッシュを前方に放てば雑魚の殲滅は完了します。エース機体はゴッドスラッシュタイフーンで切り刻んでたら体力が消し飛んで撃墜してます。
要領さえ分かれば後はその行動の繰り返しです。スキルやアタッチメントを付け替えて最適解のゴッドを生み出せればこのゲームの勝利者と言っても過言ではないでしょう。

~難易度の上がり幅がデカい~

このゲームの難易度はミッション毎に決められており、イージーからハードまでできるものもあれば、ハード固定のものもあります。特にエクストラミッションの最後の方はそんなもののオンパレードなので、育成が終わってないキャラや機体調整ができてない時は無理に挑戦する必要はないです。エンドコンテンツみたいなものです。

それでもストーリーミッションやフリーミッションでのハードも中々に手強くなります。単純に防御が固くなるのもありますが、考えなしに敵の軍勢の中に突っ込むと的確に格闘で打ち上げられた後に永遠とお手玉にされてしまうのも珍しくありません。されるとかなりイラつくかも。

特にエース機体の体力と防御の上がり幅は凄まじく、何度か攻撃を当てても4mm程度しかゲージが減ってない事が多いです。逆にこちらのステータスに補正は一切掛からないので雑に攻撃を喰らって即死ということが頻発します。こうなると高威力の一撃を喰らわせるより手数の多さがダメージソースとなるので、先程のゴッドガンダムはそれが著しく秀でている為に対エース性能が突出してると言えます。

~総括~

この作品はPS3・PS2・XBOX360と3ハード同時発売だったようですが、当時の私の状況はブラウン管テレビにPS2のみと大分古い環境でプレイしていました。リビングの液晶テレビでは家族もいるのでプレイを自重してたのでグラフィックに関しては少し見にくい場面もありました。

ですが、当時の私はそんなものを意に介さず何時間もプレイしていました。
個人的に∀ガンダムが好きで、それに併せてロランをずっと育てていました。レベルもMAXになりスキルも全て集めライセンスも全て解放した時に、自分はこのゲームをやり終えたと感じて別のゲームを始めました。

時間が流れて10年ほど経った時の大掃除の際に、棚にあったPS2を見つけてなんとなくカバーを開けるとこの作品のCDが入ってました。最後にやったゲームはこれだったか?と思い出せない記憶を引き出すより電源が入るかを試すと、PS2は光りました。
メモリーカードも生きていて当時のデータを見たときには感動を覚えました。そこにあったガンダム無双2のデータ、あの時できなかったことが今の自分にはできるんじゃないかと実は最近までプレイしていました。

このゲーム最後のミッションをクリアできたときは感極まって泣いた…なら綺麗に終わるんですけどブチ切れてました。あまりにも理不尽でたまらず攻略サイトへアクセス。ゴッドガンダムのぶっ壊れっぷりに若干引きながらゴッスラとタイフーンで蹂躙。クリア後は本体を綺麗に拭いてまた棚に戻しました。

私はゲームにガチギレする大人になってしまったのだと時間の弊害を感じると共に少し、泣きました。当時もキレてたけど
とはいえ色々と思い出のある作品でした。
今でも新作、待ってます。現行ハードでガンダム無双をやらしてくれ。

~このゲームを遊びたい人へ~

まずソフト自体が移植されていないので、できる環境が限られます。該当ハードが手元になければ諦めた方が良いです…
だからバンナムには早く新作を出せと嘆願書を出しましょう。
移植でも良いです… ガンダム無双出して…

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