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ハエトリグモの魅力と能力


ハエトリグモの知能

2018年、マンチェスター大学の研究をご存知でしょうか?
ロボットを作る為の研究だったらしいですが、ここでキムと言う名前のリーガルジャンピングスパイダーが関わっていました。
この子は飛び移ると言う事を人為的に覚えました。
つまり、調教に成功しています。
ハエトリグモは生き物や無機物を見分ける事出来る位の視力と知能が有り、これは人間の2才位の知能です。
視力で言えば小型犬と同じ位になります。
生態や性質を考えるに懐く事は有りませんが、学習能力が高い事がわかります。
そして、ジャンプする時に工夫をすると言うことも発見されました。
これは人間の4才〜5才にあたります。
なので、慣れる事は出来ますし、やり方によっては芸を教える事も出来るかもしれません…可能性を感じますね!

バリエーション

例としてリーガルジャンピングスパイダーと一口に言ってもそれは1つのグループで有り、固有名詞では有りません。
生息地でも色や大きさも違います。
例えばカラフルで一般的なフィディプス·レジウスこの種類はアメリカ、バハマ、キューバ辺りに生息しているようですがアメリカ産が最も一般的です。
バハマには白っぽいレジウスも居るようですね?
この子達はだんだん模様が出てきて、一般的には雄は小さめでリーガル全体的にも同じような見た目です。
かと思えばレッドバックジョンソニのように、小さい頃は模様が同じで雄は成長とともにお腹が真っ赤になって雄の方がキレイになる種類も居ます。
どっちも雄は雌に比べて小さめな事が多く、寿命も短いのでそこは覚悟しましょう。
小さい頃から育てたり、色んな種類を集めるのも楽しいです。
ですが、飼うからには最後まで責任持って大切に育てましょう!

コミュニケーション

最初に性質的にも懐く事は無いと書きましたが、それとコミュニケーションは別です。 
世話をしてくれる人として認知してくれる事は有りますし、ハンドリングと言って手に乗って貰う事も出来ます。
なので、お迎えした時はそっとしてあげて、家に慣れたら人に少しずつ慣れて貰えれば良いパートナーになってくれるかもしれませんね!
ご飯で釣ると難しいかもしれないので気長にゆっくりが大切です。
ただし、相手は本能重視だと言うのも忘れてはいけません!
頭を撫でたりベタベタ触るのは恐怖を与えてしまい、距離も縮まらないので注意!
こいつは害が無いと思っても何かあったら逃げてしまったり、焦ると噛んでしまったりが有るかもしれませんので相手の安心出来る環境を第一に考えましょう。


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