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【名言あり】おっパンの感想

「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか」略しておっパン。昭和親父が昭和の価値観をアップデートして若者たちの価値観を理解するというドラマです。

原田泰造さんが主演です
相関図はこんな感じ

引用:https://www.tokai-tv.com/oppan/chart/

沖田家の翔(かける)くんがひきこもりになっている話から始まります。

翔(かける)くんがなぜ部屋から出てこないのか。息子が何を考えてるのかがわからず、困っているときに救世主の大地くんに出会います。

大地くんと出会えなかったら今の誠さんはなかったなー。ほんと大地くんには感謝しかない。(誠の気持ちを代弁。)

今回、9話目が個人的に神回だったなと思い筆を久しぶりに取りました。

まず翔くんはひきこもりから、回を追うごとに学校に行けるようになります。翔くんは、誠さんが喜ぶからとの理由で野球部に所属していましたが、本当は美容が大好きなんです。

前回では野球部のみんなに、「退部届出したから。今までありがとうございました。」と言って野球部のメンバーの前を通り過ぎようとしたら、野球部の長谷川くんに「逃げるのかよ」と引き止められます。(言い方きついよーとヒヤヒヤしながら見てたら)野球部と翔が教室で話すことになります。(長谷川くんも野球部のメンバーと翔を気まずくしたくなかったんだろうな。優しい。)

翔が野球部を牽制してた理由を伝えます。野球部のメンバーたちは女子を見て、誰が好みとか、誰と付き合いたい(青春だよね)という話題に翔が違和感を感じて放った言葉がすごく素敵です。

すぐに好みって言われても迷惑な子もいるかもだし、好みじゃないって言われた子は傷つく。好みって離れたところからぱっと見てわかった部分だけを判断する言葉だよね。
仲良くなっていろんなことをみてみたら違うところも見つかるはずなのに、そういういろんないい部分とか全部無視して、自分から見てるところだけで人を判断するのって、僕は嫌だ。  

by沖田翔

確かに!となりました。好みって外側だけ見てる言葉だなと。翔の本質的なところを見てるの本当に高校生なの?と思うくらいしっかりしててびっくりさせられます。

野球部の子達も「悪かった」と、翔の考えを受け入れます。それも素敵なんだけど、そこから翔の考え方や何が好きなのかに野球部のみんなが興味を示してくれるんだよね。それもこれも長谷川くんが繋いでくれた縁。長谷川くんファインプレー。

9話目は、沖田家の母、美香さんの回でもありました。美香さんはアイドルが好きで、子どもたちがお母さんにアイドルのチケットをプレゼントしたいと言って沖田家のメンバー(母を除く)で、頑張ってチケット争奪戦に参加します。

争奪戦を勝ち抜き、無事、母、美香さんがライブに参戦するという話なのですが、まさかの父、誠さんと一緒に行くことになります。(誠さん本当にアップデートしたなぁと回を追うごとに感動する。こんな父が欲しい。)

お母さんは翔が引きこもりになって、誠に相談しても「母さんに家のことは任せるから」と突き放され(誠もその頃はまだ昭和親父だったため)、誰も家のことに協力的でなかった時に、テレビからアイドル(アイドル名: RANDOM)の言葉が胸に響き、好きになったという経緯を誠に伝えます。

うちもそうだったけど、家族の問題なのになぜ父は、母に任せるのか。永遠の謎。昭和親父の悪いところだよね。みんなアップデートだよ。

RANDOMの由来や、メンバーのことを知った誠さんはRANDOMいいね!となります。最初はイケメンだから母さんはRANDOMが好きなんだとか偏見持ってたけど。

最近、昭和時代に培われていた価値観が今崩れてきて、そういったドラマが増えてきてるなぁと。「不適切にもほどがある」もそうだし。それを受け入れら人もいるし、受け入れるのがカッコ悪いと思って意固地になってる人もいるだろうし。でもこれは男性だけではないなと。女性もだよ。今の職場でも思う。だからおじさんが目立ってるけどおばさんもアップデートが必要だよ。若年層もアップデートしてお互いがうまく付き合える世の中になればいいよね。


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