インサイド・ヘッド
実は今回初見だったこの映画。
とんとディズニー関係から遠のいていたのもあって、2の公開にあわせたプロモーションで、そういえば当時めちゃめちゃ観たいと思ってたような・・・っていう記憶が引っ張られてきたくらい、忘れてた。
というかこの映画の吹き替え、竹内結子さん出てるんだ!
すっごい役にピッタリだった・・・。
欲を言えばもっといろいろ拝見したかった役者さん・・・。
映画は人の中にある5つの感情、彼らが私たち人間の司令塔として私たちの幸せのために感情や行動を決定していく中で起こる物語が軸となる。
ただ幸せのためにネガティブな感情は司令部の中で不要扱いさがちで、そこから物語が進んでいく。
いやぁ。この映画、めちゃめちゃ内容が深いやないかい。笑
多分だけど脳科学だとか、脳神経学とかもきちんと土台に作ってストーリー作成している気がするな。
それを子供向けのアニメに昇華するんだから、すっごいなぁ。
一見すると私たちの幸せに必要なのは、楽しいことだけのように見え、思います。
哀しいことや辛いことは不要なことで、そんな経験をした人は時に自分で自分を責めるようなことが起こります。
幸せのために楽しいことだけを取り出そうとすれば、司令塔で起こるように、ネガティブな感情は歓迎されにくくなります。
すると私たちは無理やり自分のネガティブな感情に蓋をし、見ないふりをしだします。
そうやって自分の本来の感情を無視してやりすごそうとすれば、結果的に何かしら心やカラダに支障がき、そうしてやっと私たちは自分のネガティブな感情と向き合う必要性に迫られるのです。
そういったこともストーリーに盛り込んでるんだから、ほんとにこの映画すごい。笑
ネタばれせずにどうまとめていいかがわからないのですが、感情にフォーカスし、必要で大切なメッセージが込められたこの映画は、子どもが何歳になっても新しい発見と共に見れる映画なのではないでしょうか。
私的には大人にこそ観て欲しい!
子どものアドベンチャーストーリーとして観るのではなく、感情というものにポイントを絞ってゆっくり観てみる。
すると大人だからこその色々な気づきや発見があるんじゃないかなぁ。
2時間あっという間、考えさせられながら楽しませてもらった映画でした。
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