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自責と他責

スプラトゥーンはチーム戦である。
いい動きが出来ることもあれば悪い動きをしてしまうこともある。
ウデマエが高い人の方が判断の精度とスピードが早くミスも少ないが、それでも常に100%完璧に動くことはきっと至難の業だろう。

例えば、自分が〇〇という悪い動きをして負けてしまったとしよう。
その時、あなたは自分が‪‪‪✕‬‪✕‬したら〇〇を回避できたと考えるだろうか?
それとも、味方の××のせいで〇〇したとか、ラグのせいで〇〇したと考えるだろうか?

前者の自責は自分で反省して自分の出来る範囲で行動を変化させるため、成果が得られやすいと思う。
後者の他責は他人の行動を変えたり、回線やゲームの仕様を変えない限りは成果が得られない。
どちらの方が問題をより早く解決できるか、一目瞭然である。

自責するのは本当に辛い。
下手くそな自分と向き合うのは誰だって嫌だ。
自分がそれなりに善戦していたら、これ以上お膳立てしろと言うのか?理不尽だと感じてしまうこともあるだろう。
様々なケースで自分が出来ることを考えるのは大変かもしれない。

でも、自分の行動は変えるのが比較的容易だ。
自分の意識ひとつで変えられる。

ただ、自責はやり過ぎると気分が落ち込んだり自信を失うことに繋がる。
それだけは注意が必要で、いい匙加減で出来るのが望ましいと思う。

他責するのは簡単だ。
全部味方のせい、システムのせいにして思考停止したら自分の悪い所と向き合わなくて済む。
ただ、他人の行動を変えるのはかなり難しい。

私は他人の行動を変えるには何ステップも手順が必要だと考えている。
まず、他人の心を掴んで動かすには自分自身が魅力的な人間でないと見向きもされない。
相手に意見を聞き入れてもらうには伝え方も大事だ。
トゲトゲした物言いで言い捨てるより物腰柔らかく理論的に伝えた方が相手に響くはずだ。
更に、指摘したことを相手が理解できるかどうかという問題や、改善策を実行出来る能力があるかという問題もある。

ここで誤解されたくない点が1つある。
私は他責自体は否定しない。
私自身、グレートバリアの設置不可に苦しめられて不満をこぼすことがよくある。
いいガス抜きになる時もあると思うから上手く活用したら良い。
でもその仕様が変わらない限り、文句を言い続けて何も対策しないよりも、設置場所や操作を工夫して狙った場所に設置出来るように練習した方が建設的だと考えている。

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