くだらないことを話せる人が側にいてくれるって何よりも幸せだよね【1ヶ月書くチャレンジ Day25】
「今日1日にあった感謝したいこと」
今日は仕事が休みだった。
私は実家暮らしなのだが、今日は両親共に帰りが遅くなるということだったので、夕飯は私が用意する担当だった。
だからといって、一から作るのも面倒くさく、おかずを買いに近くのスーパーに寄る。
その帰りのことだった。
霧雨が降る中、少し肌寒い道を足早に歩いていると。
私の前を6-7歳くらいの男の子とお母さんが、何やら楽しそうに話しながら歩いているのが見えた。
2人の横をさりげなく通り過ぎようとすると、
「アイルランド」「ドミニカ共和国」
と聞こえてきた。
なんだなんだ。しりとり?国縛りで??
それにしてもあの子、6歳くらいに見えるのによくドミニカ共和国なんて知ってるなあと感心していたのだけれど、
ふと思った。私にも同じ経験がある。
いつの記憶だか忘れたけれど、こうして親とよく買い物帰りに、くだらないやりとりをしながら歩いていたものだ。
買い物帰りだけじゃない。お風呂に入るときも、ご飯を食べるときも。
そんなふうにくだらないことを家族と話している瞬間は、とても温かい空気になって、みんなの気持ちがほっこりしていた。
当時はなんとなーくやっていたのだけど、今思えば、身近な人とくだらないことで盛り上がれるのって、本当に幸せなことなのだ。
お互いがお互いの存在を大事に思っている関係だからこそ、話せるのだろう。何の生産性のないことも。
私は生まれてこの方、家族(親)と離れて暮らした経験がほとんどない。だからこそ、家族のありがたみには普段、なかなか気が付かないのだが、
今はくだらない話はあまりしなくなったけれど、時間があるときにご飯を作ってくれる。早く寝なさいよと今でも言われるし、私が疲れている時には、一番に心配してくれる。無理に仕事に行かなくていいと言ってくれる。
私を大事に思ってくれる人が側にいてくれること。
それ自体が、本当に、本当に、どんなに感謝してもしきれないことだ。
家族がいなければ今の私はいない。間違いなく。
あと1週間くらいしたら、両親の結婚記念日になる。
今までは忙しくて何も出来なかったけれど、今年は何かしたいな。