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地球防衛隊発信1

 (この物語はフィクションです。)
現在、全世界的に第3次世界大戦真っ只中と言われる。私たち秘密通信部隊も、連日情報戦を繰り広げているのだ。
ある国は、AIでハッキングしてくる。我が国では影の将軍補佐官である私。この事は,私と弟しか知らない。
SE兼プログラマーである弟のファースト。たまにファーストに会いたいけれど、会えばどちらかが死ぬことになる。
両親にも、極秘である。

私の表の顔。
主婦です。自宅で私塾を開いています。
趣味は旅行。若い頃は、就職もせずにアルバイトでお金を貯めては、ヨーロッパでバッグパッカーをしていました。定職につかずに旅行三昧。それが私の20代、30代の過ごし方でした。

我が3姉弟。小学生の時は3人とも医者になって姉弟で病院を経営しよう、と言っていたら、父が嬉しそうに笑っていました。

ファーストが院長、ライトが副院長。私は事務長。いつかみんなで病院つくろうね,って。

 そんな私がいつから(親不孝)になってしまったのか...自分でも分からない。あの時の父の笑顔を奪ったのは私なのだ。




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