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【続編】受験は準備が9割!?受験計画の作り方を大公開!

この記事の対象者

✅ 高校3年生
✅ 大学を受験予定の高校1,2年生
✅ 大学進学を考えている中学生
✅ お子様が大学を受験される方

こんにちは!

SCアカデミー塾長の齋藤です(^^)

前回は年間計画表の作り方を紹介しました。

前回の記事をまだお読みでない方は、ぜひご覧ください。

・前回の記事:【4コマ】受験は準備が9割!?受験計画の作り方を大公開!

今回は年間予定を「月間予定」「週間予定」とすぐに行動できるレベルまで落とし込んでいくお話をしていこうと思います。

先に言っておきます。

今回はかなり気合いをいれて書きました。

この記事を読めば、「受験計画の概要」がある程度つかめるような内容になっています。

サンプルの生徒を設定して、かなり具体的にお話を進めていきますので、最後まで読んでくださいね!

では、まずは前回と同様、4コマ漫画で

「行動できるレベルまで具体化しないと予定表は意味ないよ!」

ということを実感してもらおうと思います(笑)


(※4コマ中の予定はかなり簡略化してあります。)

いかがだったでしょうか?

計画を立てて満足する人は結構多いです。ほんとに。

計画は実行できてこそ役に立ちます。

前回のブログでも登場した、新発太郎くんの具体的なデータをもとにお話をしていきます。

新発くんのデータ

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新発くんの成績 - Google ドライブ
学習状況.pdf - Google ドライブ

新発 太郎くんの4月時点での成績データです。

一応、新発田市内の高校の学習進度に合わせてサンプルを作っていますので、かなりリアルだと思います。

地方の偏差値60前後の学校は、高校3年生でもこのような状況の学生は少なくないと思います。

このデータをもとに、得点戦略と年間のスケジュールを立てていきます。

ちなみに、新発太郎くんの志望大学は「新潟大学工学部」です。

新発くんの得点戦略

※新潟大学の令和3年度の試験結果を参考にしております。

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得点戦略.pdf - Google ドライブ

今回は合格者平均点をサンプルとして使いました。

合格者最低点の掲載の様式は大学によって様々で、「共通テスト」と「2次試験」の合計点の合格者最低点を掲載している大学もあります。

大学のHPで得点をしっかりと確認して、各科目ごとに現実的な目標得点を決めましょう。

新発くんの場合は、英語と数学、物理が2次試験でも必要なため、共通試験でも得点率を高めに設定しています。

そして、勉強が進んでいない科目や、得点が半分になる国語の勉強量はかなり抑えてあります。

✅ 苦手科目をつくらない

ということは非常に良いことのように聞こえます。

実際、苦手がないことに越したことはありません。

しかし、学習進度の遅い地方の公立高校では、高校生1年生もしくは、高校2年生の前半くらいからコツコツと授業進度よりも先に学習を進めてきた人でない限り、「苦手科目をつくらない」というのは難しいと思います。

そのため、苦手科目をどうカバーしていくかを考えて全体の得点を決めていってください。

年間スケジュール


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年間スケジュール(サンプル).pdf - Google ドライブ

4コマ通りの予定ではなくてすいません^^;

当塾でも使っているような形式に似せて予定を立ててみました。

年間計画表の詳しい作り方は、前回紹介したので割愛しますが、ある程度余裕をもたせてスケジュールを作ってください。

新発くんの場合は、参考書を自力で進めるにはやや不安な学力だったため、「スタディサプリ(動画教材)」を織り交ぜています。

ただ、ここまで予定を一人で作るのは大変だと思います。

どんな感じで受験勉強を進めていけばいいかわからない人は、学校の先生や塾の先生に聞いてみることをおすすめします!

月間予定表を作る

今回のメインテーマ、

年間スケジュールをどうやって行動できるレベルまで落とし込むか

の第一歩です。

月間の予定を重視して、毎月ノートや手帳にササッと書いていきます。

長く継続していくことですので、なるべくラクな方法で予定を立てていきましょう。

ここだけの話、「カッコいい予定表を作るぜ!」と気合いを入れてアプリやらエクセルやらで予定を作り、翌週から面倒になってやめる人が大勢います^^;

これもあまり細かくやりすぎずに、今月に

「何を」「どれくらいやるか」

が明確になっていればオッケーです。

また、予定は月の終わりに翌月の予定を立てるようにするとスムーズだと思います。

1週間の予定を立てる

月間予定表と要領は同じです。

ノートや手帳に「何をやればいいか」が分かるように書き込みましょう。

月間予定表の4分割すれば、1週間あたりの分量になりますね!

日にちごとの予定を立てる

1つ前の章で立てた「1週間の予定」をもとに、各曜日、日にちごとに何をするかを割り振っていきます。

このとき、キツキツに予定を詰めてしまうと必ず失敗します。

スカスカだな、、、くらい余裕をもって割り振ったほうがうまくいきます。

また、予定表には「あえて予定を入れない日」を必ず入れておきましょう。

予定はあくまで予定です。

1週間のうちに必ず予定通りに勉強を進めることができない日が出てきます。

(絶対出ます。断言します。)

1日でも予定通りにいかないと、調整し直さなくてはならなくなる予定は絶対に達成できません。

予定通りにはいかない

ということを十分に反映させて予定を立てましょう。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回はかなり長めの内容でしたが、受験計画を立てる上で重要なことをたくさん書きました。

特に具体例として出した予定表は、このまま実行してもらっても十分結果の出せるものとなっています。

予定づくりは決して楽ではありませんが、長期的な勉強が必要な大学受験をする上では非常に大切です。

この記事を参考に、予定を立ててもらえたら嬉しいです(^^)

ちなみに、今回はすべて重要ですので、重要なポイントのおさらいはせずに、具体例で使用した「年間計画表」「得点戦略」を再掲示して終わりにしようと思います。

また、月間予定や週間予定、日にちごとの予定を再度見たい方も下にページリンクを貼っておきましたので、見てみてくださいね!

得点戦略.pdf - Google ドライブ

年間スケジュール(サンプル).pdf - Google ドライブ


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