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ロックンロールに感謝を ヘヴィーメタルに愛を

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#筋肉少女帯

そういやマリリン・マンソンが「フィクションだからリアルを描写できる」みたいなこといってたっけ。筋肉少女帯/大江戸鉄砲100人隊隠密戦記

「この物語はフィクションであり、時代考証などデタラメである。だが、デタラメでない時代などあるのだろうか?過去も、現代も」 筋肉少女帯のアルバム「君だけが憶えている映画」収録の「大江戸鉄砲100人隊隠密戦記」冒頭のセリフである。これに対するぼくの意見は「いやいや、そんなことないよ。世の中捨てたもんじゃないよ」だ。ったんだけど、多いよね、最近。もう捨てちまうかってこと。 曲中登場するは100人の鉄砲隊、倒幕の志士、メリケンのガンマン。迎え撃つは恨み持つ花魁の物の怪。マインド違う男

筋肉少女帯-人間嫌いの歌

再結成後2枚目のアルバム、シーズン2収録。短い。が、しっかりオーケン節の詰まった一曲。この曲大好き。特に「人間嫌いの歌に世界中の人の名前を」の歌詞はパンチ効いている。 これこれこうだから人間嫌い。自分も嫌い。でも君は好き。そんな曲。 ラブソング、ではない。この曲はいわゆる、愛でお茶濁している曲なのだ。なぜそう感じたかというと、具体性の違い。人間嫌いの理由は短くはっきりしているのに、恋については長々歌っておいて好きしか出てこない。いやあ、初めて聴いたときは曲のその構成に一本取ら

筋肉少女帯-タチムカウ-狂い咲く人間の証明-

この曲を知ったのはニコニコ動画で真女神転生Ⅲのマッドを見ていた時。楽しく見ていたところ急に流れ出し一気に引き込まれた。 耐え難い怒りを抱えた少年が、その対象に向かって立ち向かっていく曲。しかし少年、気が弱い。だから震えながら、泣きながら行く。命がけで行く。 いやあ泣いた泣いた。自分も気弱でよくいじられたもんだから共感してしまって。エネルギーのある曲です。 このあと速攻でTUTAYAに行ってベスト盤SANFRANCISCOをゲット。サンフランシスコ10イヤーズアフターでまた泣か