アンジェリークルミナライズ感想


通称「アンミナ」ですか?

 コーエーテクモスのゲームは色々やっていて、いつもお世話になっております。ノベルゲーばかりやり続けて飽きたので、少しシミュレーション要素のあるゲームをやりたくなった。

 ベテラン声優ばかり推しているから、若手の声優さんが有名どころ以外ほとんど分からず。ほぼ知らない声優さんばかりでした。調べたら、奥さんが有名な声優さんだったり、お父様が有名な声優さんだったり、姉が有名な女優さんだったり…。そして何より驚いたのは、元宝塚の方…!え?女の方?ほんとうに驚きました。

 正直、このゲームに重厚なストーリーはありませんでした。もっと深く掘り下げれば面白くなりそうなものですが。シナリオ重視の乙女ゲームばかりやってきた人間にはキツいかも。あまり乙女ゲームをやったことがなく、シミュレーション系のゲームが好きな方には、入門編としていいかもしれません。絵が綺麗だし。

 ただ、何よりもしんどかったのは、ライバルシステムです。ときメモやストラバのように回避することが難しいので、どう足掻いても、ライバルキャラと攻略対象がイチャイチャしているのが目に入るわけであります。私は狭量なので、自分が攻略しようとしているわけではないキャラとですら嫌です。好感度が低いキャラクターから「早く用事を済ませてくれないか」とか「今じゃなきゃダメなんですか」と、仕事を頼みにいくたびに言われるのは、しんどいです。しかも好感度をライバルキャラと分け合う形なのが良くない。限られた数の議席を取り合うことになるわけですね。最近ときメモでもそうですが、ライバルシステムのある乙女ゲームって稀有じゃないですか?好きな方は好きなのでしょうけれど、もう少し苦手な人間に対する配慮があっても良かったのではないかなと思います……。

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