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【美容院の店名を考えている時の私の頭の中】

「riram」「jum」「im」「marum」「3x」「3ki」「barila」「mijoca」

上の単語は、美容院の店名を依頼された時に、私が考えた店名です。
皆さんはこの単語をどの様に読みましたか?

私は日々キャッチコピーについて勉強したり、キャッチコピーを作成したりしているサークル「コピサー」メンバーのはるなです。

「東銀座に新しくオープンする、美容院の店名とキャッチコピーの作成」
という内容で依頼がありました。

依頼者である美容師(開店する美容院の店長さんです)の竹内美樹さんから、zoomで美容院についての詳細な説明があり、その内容を元に店名とキャッチコピーの作成をしました。

竹内さんの希望は、
・短い
・覚えやすい
・言いやすい
・英語か数字等の方がいい
・語感重視

との事でした。
東銀座なので、銀座をイメージ出来ると良いかな、とか基本的に1対1の施術になるそうなので、竹内さんのお名前を入れた方がいいかな、とか色々考えまして、候補を出しました。

コピサーメンバーの方で
「みなさんの頭の中も、のぞいてみたい」
と仰っている方がいましたので、私の頭の中も公開してみます。


美容院の店名を考えている時の私の頭の中

美容院にある物や銀座にある物を思い浮かべました。美樹さんのお名前も、アルファベットにして横にすると「3」が現れたりしています。考えているだけではなく、視覚的に分かるようにすると、見えなかった物が見えてきたので、私も新しい発見が出来ました。

そうして考えた候補が、この記事で皆さんに最初に見て頂いた単語です。

・riram   読み リラム
・jum      読み ジューム 
・im              読み イム 
・marum      読み マルム
・3x              読み サックス
・3ki             読み ミキ
・barila         読み バリラ
・mijoca       読み みじょか

皆さんが読まれた読み方と、違う読み方のものはありましたか?
「jum」は「ジュン」とも読めるし、「im」は「アイム」、「3x」は「ミックス」とも読めます。
これらの名前の候補を、ご自身もコピーライターであり、コピサーの主催者であるはせがわさんに添削して頂きました。
すると、「読めない名前は避けた方が良い」とアドバイスを頂きました。
確かに、読み方が分からないと口に出して言えないですし、会話の中でも店名が登場しにくくなりそうです。

おしゃれさや雰囲気、言葉のイメージを優先するあまり、言葉の役割として重要な「伝える」という目的を果たせなくなってしまっては、良くないですよね…。

こうして自分が考えた候補を見てみると、自分的には、竹内さんのお名前(miki)から連想した名前が多いかな、という印象です。絵に書いたとしても、文字に書いた物の方が頭の中に印象的に残るのかもしれません。

最終的な店名は「nowa」になりました。男女、年齢関係なく親しみやすい名前で良いな、と思いました。「輪」をイメージしやすく、名刺もデザインしやすそうです。先ほどの私の頭の中にも、丸い時計や「nowa」と発音が似ている「泡」があります。また、おそらくほとんどの人が「ノワ」と共通した読み方をする事が出来ると思います。

名前やキャッチコピーは、その役割が何なのか、何を優先させたら良いのかをきちんと考えて作成する必要があるな、と勉強になりました。

今後はその点を意識しながら、絵に描いたり、文字にしてみたり、色々な方向から名前やキャッチコピーを作成したいと思います!



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