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【レビュー】JBL Live Beam 3は微妙?販売員が正直に感想を書いてみた

「JBLの新しいイヤホン、正直どうなんだろう?」

JBLが新しく発売した「Live Beam 3」は、前のモデル「Live Free 2」から約2年ぶりに登場しました。デザインだけでなく、機能も向上しています。

さらに、JBLのイヤホンを考えている人の中には、フラッグシップモデルの「Tour Pro 2」も気になっている方がいると思うので、最上位モデルとの違いも説明します。


「 Live Beam 3」の特徴を簡潔にまとめた

■良かったポイント

  • 迫力のあるサウンドの中にも繊細さが感じられる音質

  • 充電ケースにディスプレイを搭載していてアプリを入れなくても便利に使える

  • ノイキャン性能は上位機種と同等の品質

  • 装着感も良く、長時間つけていても疲れにくい

■気になったポイント

  • ハイレゾ再生の設定をすると一部の機能が制限される

「 Live Beam 3」をレビュー

実際にイヤホンを使ってみた感想をまとめてみました。

デザインと同梱物

パッケージを開けてみると、イヤホン本体・説明書・イヤーピース4種類・充電ケーブルが入っています。

パッケージはシンプルにはなっていますが、輸送中にイヤホンが傷付かないようにしっかりと配慮がされています。

充電ケースを取り出すとこんな感じになっていて、ディスプレイにタッチすると操作が可能に。

背面にはタイプC端子とヒンジ部分に「 Live Beam 3」が刻印されていて、安っぽさは感じません。

ストラップホールを利用すればカバンやリュックに吊り下げることもできます。

充電ケースを開けてみるとイヤホンがマグネットでしっかりと固定されています。

イヤホンは掴みやすく取り出しやすいため、使用時に落下しにくく収納もスムーズに行えました。

今作のイヤホン形状はスティク型になっており、内側はマットな質感で外側は光沢感のある素材を採用。

イヤホン片耳で約5.0g、充電ケースを含めると82gになり軽くはないが許容できる重さではあると思います。

ちなみに、充電ケースのサイズは6.1×5.1×3.0cmで、厚みが少なくコンパクトなので持ち運びがしやすいサイズ感に仕上がってます。

装着した際のフィット感は快適

JBL製のイヤホンをほとんど試してきた筆者ですが、基本的にはフィット感の良いモデルが多くなっています。

今作も例に漏れず、耳への収まりが良く圧迫感も少ないので、長時間装着していても疲れにくくなっています。

イヤホンの形状は人間工学に基づいて設計されており、イヤーピースもサイズ違いのものが4種類同梱されていました。

ただし、装着感は個人の耳の形にもよるので、気になる方は最寄りの家電量販店で装着感を試してみてください。

価格以上の音質が楽しめる

「Live Beam 3」は、低音が豊かで、中高音もクリアに聞こえ、音の広がりも感じられます。

そのため、迫力ある力強い音の中にも細かな音の表現ができ、様々なジャンルの音楽に合うイヤホンです。

さらに、10mmドライバーには新しい素材のPU(ポリウレタン)とPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)が使われており、柔軟性の高いPUとの組み合わせで、力強い低音と高い解像度を実現しています。

専用アプリや充電ケースから音質の調整も簡単に行えるため、あなたの好きな楽曲を好みの音質に調整することが可能。

また、空間サウンドモードが用意されているので、臨場感のある音質で映画やゲームを楽しむことができます。

個人的には、ライブ映像を空間サウンドのミュージックモードで聞くのがお気に入りです。

強力なノイズキャンセリング性能

前作の「Live Free 2」よりも格段にレベルアップしたノイキャンは強力で、周囲の雑音をカットしてくれます。

電車や飛行機内の騒音もほとんどカットしてくれるので、静かな環境で快適に音楽や動画を楽しむことができます。

マイク性能も向上

最近のJBLのワイヤレスイヤホンはマイクの性能が高く、クリアな音声で通話することができます。

今作のイヤホンも優秀な6つのマイクが搭載されているだけでなく、通話中の周囲のノイズをカットする機能も搭載されています。

他の機能の充実

今作のイヤホンはたくさんの便利な機能を搭載していますが、最大48時間使えるバッテリー性能や防塵防水機能も搭載しています。

充電ケースは10分の充電で最大4時間使える急速充電に対応しているだけでなく、ワイヤレスの充電も可能。

さらに防塵防水性能はIPX55レベルなので、小雨や汗でも故障しづらく、ホコリやチリにも強くなっています。

「Live Beam 3」と「Tour Pro 2」の比較

スペックを比べると「Live Beam 3」の方が優れている点が多いように感じます。

どちらのイヤホンを購入するのか悩んでいるなら、実売価格の差額が約3,000円なので、個人的には「Live Beam 3」を選びます。

音質については大きな違いはありませんが、「Tour Pro 2」の方が少しだけ良いようにも感じます。

「Live Beam 3」のフィット感には問題ありませんが、「Tour Pro 2」の方がもう少し安定している感じです。

「Live Beam 3」はこんな方におすすめ

ここまで「Live Beam 3」を使った感想をご紹介してきましたが、最後にこのイヤホンをおすすめできる方をまとめてみました。

  • コスパに優れた良い音質のイヤホンをお探しの方

  • フィット感の高い長時間でも着けられるイヤホンをお探しの方

  • 充電ケースから簡単に設定を変更したい方

  • コンパクトで持ち運びのしやすいイヤホンをお探しの方

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