旅の記憶 サンライズで行く出雲、倉敷、姫路編
今の携帯には残っていないけど、One Driveやgoogleフォトに残っている写真を探し出して、過去の旅を思い出して記録に残そうと思う。
今回は2017年9月8日からの出雲、倉敷、姫路への旅だ。
出発
まだ残暑が厳しい9月8日。21時14分。
寝台特急サンライズ出雲•瀬戸は定刻に横浜駅に入線してきた。
目的地は出雲市なのでサンライズ出雲に乗りたいところだが、一ヶ月前の10時発券と同時に申し込んだが、寝台券を取ることが出来なかった。
別日も考えたが、どうしても日程をずらせない。
苦肉の策ではあるが、空席のあるサンライズ瀬戸に乗って岡山で降りて後続の特急やくもで後追いすることにした。
念願のサンライズに乗車することができた。
2日目
翌朝、岡山到着前に朝一番の車内放送が流れる。
寝台列車がサンライズだけになり、寝台列車名物おはよう放送を聞くことがめっきり少なくなったなぁと昭和の頃のブルートレイン全盛期を思い出す。
サンライズ出雲•瀬戸は6時27分定刻で岡山に到着。
ここから後続の特急やくも1号でサンライズを追いかる。
岡山駅2番線に特急やくも1号が入線してきた。子供の頃に乗ったのとカラーリングこそ違うが、あの時と同じ振り子式特急381系だ。L特急マークが誇らしい。
これこそ特急の中の特急。国鉄時代の特急独特の匂いがする車内は昔を思い出す。
そう言えば小学生の時に乗った時、振り子式で酔った覚えがある。
今日は大丈夫かな。
サンライズに遅れること12分。
やくも1号は終点の出雲市に到着。
振り子式で酔うこともなかった。
ここから出雲大社にいくのだが、荷物を預けたり一畑電鉄の乗り場を探していたら乗るはずの列車に乗り損ねてだいぶ待ち時間が出来てしまった。
この後の予定もあるので、タクシーで出雲大社の参道まで移動することにした。
小学生以来の出雲大社をお参りし、お昼ご飯兼ねて参道散策をする。
大きな神社の参道は昔ながらの商店が並びいつ来ても楽しい。
早めのお昼は名物出雲そば。
帰りは時間通りに一畑電鉄で出雲市駅へ戻る。
ここでふと、子供の頃来た時に大社駅で降りた記憶が蘇る。そうか、もう大社線も大社駅も廃止か。大社駅を見る時間をとっておけば良かったと後悔する。
12時34分発やくも18号で一路倉敷へ。
この日二度目の381系特急で倉敷到着は15時27分。
まだ倉敷美観地区を観光できる時間だ。
一旦今宵の宿、倉敷ロイヤルアートホテルにチェックインして荷物を置く。
この倉敷ロイヤルアートホテルは以前、出張で2回ほど泊まったが、実にいいホテルだ。
倉敷駅や美観地区も近く食事をするところも沢山ある。部屋も広く綺麗でとても居心地が良い。
美観地区を散策し、カフェでお茶を飲みクールダウン。寝台列車での移動に加えて朝から良く歩いたから少し疲れたが、心地の良い疲れだ。
長い一日が暮れていく。
3日目
この日は少し遅めの朝食。
このホテルは朝食も美味しい。
名残り惜しいので、少し朝の美観地区を散策してから倉敷駅へ移動。
姫路へ向かう。
倉敷駅まで歩いている途中で見つけた倉敷市のマンホールがかわいい。
各地のマンホールの写真を集める人がいるそうだが、これは十分趣味として成り立つ。
ちょっとご当地マンホール気になる。
天気も良く絶好のお城巡り日和なのだが、いかんせん暑い。天守閣までの道のりが遠かった。
姫路を後にここからは一気に新幹線で帰路に着く。
念願のサンライズに乗り、出雲大社にお参りして、倉敷美観地区を散策、国宝姫路城で締めるこの旅、なかなか楽しかった。
少し前の旅だが、こうして写真や時刻表を見ながら振り返ると鮮明にその時の思い出が蘇る。
まだ行きたい場所の一つだ。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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