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ハイスタとNOFXに見る、日米パンクバンドのバンド内トラブルの比較


そうそう。この前書いた、punk in drublicの記事の件でまた思い出した事あったので、今回書こうと思う。

ハイスタのドキュメンタリー映画「SOUNDS LIKE SHIT!」を観て、その後にNOFXの自叙伝を読んでみての、特に、成功の影にあった、闇や挫折の比較。

ハイスタの皆さんは絶頂からの、どん底→活動休止の裏側を描く。詳しくは省くが、メンタル面で患い、活動にストップがかかる。※現在は、それぞれ病気や心とうまく向き合いながら活動を続けている。
おそらく、その影にはアルコールの存在もあったのかも。確かハイスタの難波さんと横山さんはそれがきっかけかは分からないが、アルコールやめているはず。(映画でその辺言及されてたらすんません。忘れてます)

NOFXに関しては、やはりドラッグとアルコール。意外だったのは一番その辺で溺れてそうなのはギターのメルビンだったのに、(髪型などの先入観)実は根っからのジャンキーだったのはドラムのパットだったこと。しかし、深刻な中毒を克服し、いまはノンアルコールノンドラッグで、家族も大切にするナイスガイとなった、とのこと。 あとメルビンとエルは、商売失敗したり、安定のにわか成金ぶりも書かれてたり。マイクは現在進行形でアルコールとドラッグの問題と対面中。

(総括)精神的なダウナーに対して、日本はアルコールもあるが、そのまま抱えてメンタル的なバグに対して逃げ場がなくなり、病んでゆくか。対してアメリカはダウナーと、それを帳消しにせんが為の(結局は帳消しになんてならない)ドラッグやアルコールという問題も存在しており、両国ともに中年は悩み、疲れ、大変なのだ。

(追伸)ハイスタのインディーズビジネス開始の裏側に、マイク氏のアドバイスがあった事はたしか「SOUNDS〜」に描かれてた。
また、これは映画中の映像ではなかったかもですが、震災後のエアジャムに「Me First and the Gimme Gimmes」名義でマイクが出演し、ハイスタのステージの「wait for the sun」でマイクが袖から出てきて一緒に歌うシーンは、涙モノです。だって、ハイスタがFATで録った曲じゃなかったっけ?(違うかも。でもFATのコンピにも入ってるし、7インチも出してるから、細かいことは気にしない。)そこで始まった曲が、月日を経て、日本のステージで一緒に奏でられる。。

素敵やん。むっちゃ、素敵やん。

この2バンドは、私にとって永遠のヒーローです。

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