見出し画像

筑波大学 社会工学部 推薦入試合格への道のり 1

アメリカから帰国後、最終的に筑波大学の社会工学部に行くことを決めて、推薦入試を受けました。結果...合格することができたので、経験を書いていきます。

今回は、推薦入試の手続きまでの話を書きます。
次回は具体的な勉強法と試験場での体験を書いていきます。

< 筑波大学の社会工学部に決めるまで >

ここは私自身の話になるので、推薦入試自体に関してのみ知りたい人は飛ばしてください。
まず、アメリカから帰ってきたのは6月3日で入試までは半年とちょっとしかないですが、焦りもなく入試勉強以外に自分のしたい学習をしていました。また、この頃は特に調べていませんでしたが、漠然と、この留学の経験を活かして日本の入試を受けるなら推薦入試かな~考えていました。
七月から高校に戻って一つ下の学年と授業を受け始めましたが、圧倒的に知識が抜けていて、英語、国語以外は悲惨な感じでした。実際に、7月の末にある共通テスト模試で、現代文、英語系は9割5分ぐらいでしたが、物理は3割、化学、地理、古文漢文は4割,数学は6割ぐらいだったはずです。(結構ショックで覚えてる)そのこともあって、夏休みは毎日集中して勉強していました。
また、自分は筑波大学の近くの高校に通っていたので、元々筑波大学がいいなと思っていました。調べていくと筑波大学にはAC入試という、学力よりは高校までにやってきた研究が評価されるという特殊な入試方法があることに気づき、探究活動で簡単な論文作成までやったので応募しようかなと思ったのですが、受かった人の研究を見ると量が全然違くて、諦めました。(9月の頭にある入試です)

その頃の私の興味関心は2つあって、VRやARなど拡張現実関連。もう一つは、留学前に行ってたボランティア活動をきっかけに改めて考え始めた、食糧問題関連です。拡張現実関係をやりたいという思いが強かったので、情報学部系を目指していたのですが、一度、自分の理想像と自分自身が今まで培ってきた能力や長所を鑑みた時に、社会工学部に入って、食糧問題について研究した方が合っているなと感じ、推薦入試は、社会工学部で受けることに決めました。少しプロセスが飛んでしまったので詳しく説明すると、

  1.  小学生の頃から、経済に興味を持ち、企業分析や投資をしてきた。

  2.  ホームステイの受け入れや、留学など国際交流を幼稚園ぐらいの頃からさせてもらったことで、国際的問題への意識が強い。

  3.  情報関係のことは高校生になって興味を持って調べ始めたことで、専門性があるかと言われたら、全く。

  4. やはり得意な人が得意なところで働き協力した方が、経済全体としてよいと思うから。

社会工学部は、理系的アプローチで社会問題や、経済全体について考えるところで、今の自分にしっくり来るのは、社会工学部でした。

< 推薦入試を受けた理由>

筑波大の社会工学部に決めて、今度は入試方式の確認です。私は、国公立大学に受かるチャンスが2回あるなら、挑戦しよう!ということと、入試勉強は早く終わらせて、ほかの学習を進めたいという気持ちがあって、推薦入試を受けることを決めました。ただ、人によっては、推薦入試に時間かけるのはもったいない。普通に共通テストと2次試験の勉強にあてたいという人もいるみたいです。
個人的な意見ですが、推薦入試の勉強は自分の経験を見つめたり、自分で考えて試験対策しなければならないので、時間かかるし辛いと思う時もあると思いますが、ただ受験勉強するよりも将来的に役立つと思います。

<筑波大学の推薦入試について>

ここから先は

1,433字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?