R6年度6月活動報告 鹿フィーバー

6月は鹿15頭、猪1頭、ハクビシン1頭、アナグマ2頭を捕獲し処理しました。

5月から緑がより一層生い茂ってきたので、餌を食べに活発化してきたんでしょうかこんなに捕獲されました。🦌

今月は、有害鳥獣指導者教育の研修や刈り払いとチェーンソーの取り扱い講習など受けて来ました。

指導者教育では、鹿、猪等の大型動物や猿、ハクビシン、アナグマ、タヌキ、アライグマ等の中型動物からムクドリ、ヒヨドリ、カラス等の鳥類までの基本的な生態や被害の特徴、有効な防護柵や罠など色々な事を学びました。

講義のなかでも印象的だったのが、無意識な餌付けをやめましょうというフレーズでした。餌付けと聞くと公園の鳩や野良猫等が浮かびますが、無意識な餌付けと言うのは収穫せず放置された果実類や傷物等で販売できず畑に放置された野菜類、更には収穫後の稲の切り株から生えてくるヒコバエ等が野生動物に食べられる事を言うそうです。

これらの問題点としては、管理している所有者が意図的に野生動物へ果物や野菜等をあげている訳ではないので餌付けと認識できないことです。でも野生動物からすると手を出しても人間に怒られない栄養価の高い餌として認識されてしまいます。だから人里に降りてくる野生動物が減らない原因になってしまっているとの事でした。有害従事者と所有者(畑や果樹等)の認識のすり合わせが非常に難しいと講義の中でも熱く語っておられました。

協皆さん知らない内に放置している果樹等はありませんか?今一度、管理できているのかこれからも続けていけるのか考えてくださると幸いです。


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