沖縄でオーラを写す
オーラを持っている、とかオーラを感じるという話をよく耳にします。オーラって本当にあるの?
9年前、沖縄でそれらしきものをカメラに収めました。今回はそのお話をご紹介します。
斎場御嶽(セーファウタキ)へ
9年前出張で沖縄に行った時のこと。
仲の良い京都府出身のM君と二人で、レンタカーを借りて本島ドライブとしゃれこみました。
定番の沖縄ワールド、勝連城跡などをめぐり、沖縄の聖地である御祈祷の場「斎場御嶽」に行くことになったのです。
斎場御嶽は本来、聖職者の女性以外は立ち入り禁止だったとのことでしたが、このときは世界遺産登録の記念で一般公開されていたのです。
この機会を逃すまい、と二人で勇んで出かけたのでした。
近くの道の駅でソーキそばを食べ、イザ出陣。
駐車場わきの小径を歩き、5分ほどで斎場御嶽の入り口に着きました。
入場料を払って細い丘の道を登ります。
斎場御嶽にて
ムッ、とするほど湿度の高い道を歩き御嶽に向かいますが、戦争中の米軍艦が放った弾痕穴があり、何十年も消えない傷跡に驚いたりもしました。
斎場御嶽につくと、なんだか気持ちが揺れるのを感じます。いやに心がソワソワ落ち着かないのです。
供物台などのある場所でもそうでしたが、奥にある三角形の岩穴まで来ると、その感覚はさらに強くなりました。
M君はあまり感じないらしく写真を撮りまくっていましたが、私のほうはソワソワ感が面白く、ニタニタ笑っていたらしくてM君に指摘され「ハッ」とする有様です。
写真には
楽しいドライブを終えてホテルに帰り、M君の撮った写真を見ると、そこには私の周りにボーっと異様なものが写っていたのです。
この他にも数ショット、光の写っているものがありますが、全てなぜかピンボケになっていて、光が写っていない写真はハッキリとピントが合っているのでした。
これがオーラというものかな?と思いましたが、もしそうだとしたら、人のオーラなのか、土地のオーラなのか、はたまた自分のオーラなのか知りたいところです。
その後
その旅を終えて何か起きたのか、と問われれば「何もない」としか言いようがありません。この日、この写真が映ったという事だけのようです。
数年後にまた沖縄旅行の折、斎場御嶽にいってみましたが、その時は何も映りませんでした。
今は以前のように本来の立ち入り禁止になっているのかもしれません。
期間限定で入ることのできた聖地で、中々面白い体験をしたものです。
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