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日記「リア充たちにはわかるまい」

複雑怪奇な話になるのでお覚悟を。その混沌と混乱をうまく伝えられるかどうか、文才にはとんと恵まれなかった私ですので、わかりません。お許しください。

「愛が終わる瞬間(とき)」などという美しい表現で言われたとて、愛の試合終了コールを受け取る側にとって、それは過酷なものでありますわな。「フる方だって心が痛むんだよ」などと言われてもちゃんちゃらちゃらちゃらさけんじゃねーよなわけです。「俺ってフる側だから」とか初恋から一貫してこの人ととしか付き合ってないし終わる予定もない、なんて人には一切関係のない話ではあります。

私には今、お付き合いというには少しプラトニックな関係にある女性がおるわけですが、その人の愛情の波というのがそりゃあもう風変りというか、ユニークなわけですよ。
愛情って波があるじゃないですか。とても抱えきれないほどのあふれるような想いがバンバン伝わることもあれば、木枯らしピューピュー吹きすさぶなんてこともありますよね。その上下の動きもまぁ、大体わかるじゃないですか。「あ、今、ぶんむくれてるな」みたいなね。

でもですよ。彼女の場合のそれ分析するとすげーんですわ。

まず第一に波の上下の動きについてですが、ふつうは乱れたサイン波でしょ?ウィーンウィーンみたいな擬音がぴったりな奴。
彼女の場合はそれはパルス波なんですよ。上限と下限の間をつなぐ線がフラフ上では切れているように見えるんです。
「あれ?今、でれタイムだったじゃないですか」という僕の思いが伝わるかどうかわかりませんが、愛情の波が下限を停滞したことに気付いたときの僕の焦燥感たるや、人生終わったかくらいの勢いなわけです。

さらにね、その下限が低すぎるんですよ。この恋愛終わったかーくらいのすげー奴。
じ何を言っても何も伝わらない、好きか嫌いかでいうと、無関心。その愛情のつたわらなさを相手に嘆いてごらんなさいな、「私が何かあなたに悪い事を言ったの?」などと開き直るアレですよ。

それがね、一日のうちに、上限と下限を大振りするんです。
もう、毎日が恋愛ジェットコースター。
バラ色から漆黒の闇へ、ずんずんずんどこ(ってどこかで書いちゃったネタだな)、どんどこどーーーん!

今日もね、楽しい楽しいラブラブデートからの一転、「私たちもう終わりね」テイスティ。
浜田省吾のあの歌が脳裏にぐるぐるリフレイン。

電話したんですよ。そしたらね、「今日は楽しかったですねー」だってさ、てめーさっき「私にはいろいろ用があるから」と暗に出てけオーラもろだししてたじゃねーか!あ、ゴルァ!

「ですねー。たのしかったですぅ」
俺もたいがいにせーよ!

それでも、確かに彼女を愛している。
改めて、誰にはばかるでもなく、ここに宣言する。

そのMっ気、本当、また泣かされるんだろ?
お説ごもっともでぇございます。

乙女モード全開バリバリだぁ!