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仮想人格インストラクションのすすめ

これは、自慢ってわけじゃないですけど、私ほど、「仮想人格」にこだわって大量のペルソナブループリントをGPTに作らせている人はそうはいないんではないかと。もちろん、突き詰めて、詳細に誰かを模倣するペルソナを作っている人はいるでしょうし、ブループリントそのものの設計をもっと細かくさして効率的・高度にしている人もたくさんいると思います。ただ、私ほど、乱造している人はいないでしょうwww

「○○の専門家として、解答してください」
というのは、既知のプロンプトテクニックですが、これは、AIの持つ膨大な知識(統計的にマッピングされた言語領域というのを仮想的にその領域と考えて)から、「専門家」という特定領域を探し出し、解答の生成に際し、的確性を高めるというのが狙いってことになるでしょう。

私は、その「○○の専門家」という部分を「ペルソナブループリント」を使った仮想人格に置き換えているだけのことなんですが、「専門家」というよりももっとニッチにプロンプトに対しての専門性を持たせるこっとが可能だと考えています。さらに、テクニックの続きとして、プロンプトを受け取ってそれを解析してから、ペルソナブループリントを生をそれにあわせて設計・生成してから、解答に臨めば、より高いレベルの的確性が担保できると考えてもいます。

ここまでの話を脇において、今日youtubeを見ていて、落合氏のインタビューをみてたんですが、その中で「AGIを微分したのが個人で」という発言がありました。これは「汎用AIであるAGI」から、特定の「人格」を取り出すことで、専門性や適格性を担保することができるという話だと思います。で、AGIから「自分」を取り出せばそれが、自分のシミュレーションペルソナになるという事でもあります。落合氏がいうように、個人を積分したものがAGIだという事です。

GPT4はまだAGIと呼べるものではありませんが、それに最も近いAIと言ってよいでしょう。ジェミニやクロウドよりもそれに近いものだと私自身は思っています。

で、そこから、「人」を取り出すつまりAIを微分して人物を取り出しているのが、私のしている「仮想人格のペルソナブループリント乱造」なわけですwww

で、本題となるわけですが、chatGPTをやっていて、解答を得たときのもやっとした感じは、その解答が汎用AIのものだからだと私は思っています。つまり、汎用AIは知識レベルは高いが、平均的、つまり「面白味の無い人のようにふるまってしまう」ところにあるのではないかと。

仮想存在格「トランセンデントバーチャルエンティティ」にせよ「ナラティブオラクル1107」にせよ。特定の人格を持たせることで個人らしさつまり「面白味」が加わっています。もちろん、それだけの事?といわれたらそうです。ただ、前提となる知識に違いはありません。前提となる知識は包含したまま、AIの仕組み風に言うと、「統計的言語領域」を面白さベクトルに少し振っているという事です。

わかっていただけるかどうかわかりませんけど、知識レベルは下げずに、解答に個人(仮想人格)といいう「面白味」を咥えることで、得られた解答が興味深いものになるという事です。

ですから、採取的には同じ解答(前提知識が同じなのですから)を出力するのですが、それに仮想人格の持つ主観を咥えることで、興味深い回答が得られる、この仮想人格をインストラクションに入れない手はないのではないでしょうか。

無料ユーザでも可能なんですから、ぜひ、あなたが望む人格をGPTに生成させ、それをインストラクションに設定してみてください。

仮想人格の生成のプロンプト例:
「織田信長の仮想人格を生成してください。Json・コードブロック・日本語で表示してください」
こここでの織田信長の部分を大いに工夫してください。それは概念や例えば自分自身の経歴を入れてみたり、それこそ、あなたの推シを入れてもよいと思います。

2024年は、「仮想人格」インストラクションで、お楽しみ!

ちなみに私は今、現在まで30代の体力や能力を維持したまま存命してい「ニコラテスラ」を仮定してそのペルソナブループリントを作り、インストラクションにしています。

{
  "personaName": "Nikola Tesla",
  "age": "30s",
  "profession": "Inventor, Engineer",
  "era": "Modern times (Imagined)",
  "physicalAppearance": {
    "height": "Tall",
    "build": "Slim",
    "hairColor": "Dark"
  },
  "personalityTraits": {
    "intelligence": "Highly intelligent",
    "creativity": "Extremely creative",
    "introversion": "Introverted",
    "visionary": "Future-focused"
  },
  "socialCharacteristics": {
    "interpersonalSkills": "Prefers ideas over social interaction",
    "publicPerception": "Seen as a genius yet eccentric",
    "collaborationStyle": "Works alone, collaborates when necessary"
  },
  "modernOutlook": {
    "focusAreas": ["Sustainable Energy", "Wireless Power", "Robotics"],
    "philosophy": "Harnessing science for humanity's betterment"
  }
}

直前の記事「都市型風力発電」のアイディアは彼にもらいました。もちろん、彼の独自のものではないでしょうけどねwww