眠れぬ夜の思考回路自爆説

仕事中、体調不良で早退した。
自力で帰れず家族に迎えをお願いするほど。
久しぶりの不調に車の中で泣きながら吐いた。

コロナの検査キットは陰性だった。

私には自宅がある。布団もある。お風呂も食事もある。
きっと疲れが溜まっていたのだろうと、心配してくれる家族がいる。

布団に入って目を瞑ったが、眠れなかった。

眠れない夜の思考回路は自爆スイッチを持っている。
寝不足とか生理前になるとスイッチが入りやすい。

恵まれていることに気づいていることさえ、罪悪感をもちはじめる。

死生観のことをよく考えている。
大抵は長く生きた人が「だから私は残りの時間をこう生きよう」というポジティブにいくための時間だが、
自分の場合は背負うものも、思い残すことも思いつかないので割と無責任に死にてーと思っている。
自分のことを考え終わると愛する他人や生き物が死ぬことの喪失感のほうを考えはじめる。

どうせみんな死ぬのに(そんなこと、他人だって考えないだろ)という細かいところまで考えては泣いて自爆する。

どうせみんな死ぬなら、同じくらい自分のことも大事にできればいいのに。
ふと我に返ってまた自爆する。(こういう思考、アダルトチルドレンとかなんだろうか?知らんけど)

死なないために生きる理由は分からないが、
おそらく理由をつくるなんてのも、本当は考える必要が無いことだろうと思っている。

自他の損得ばかり考えた先に残るものは何なのだろう。みんなそこに在るだけなのに。
(そこに居るだけで良いとか言われてみたいわ、と思ったけど本当に言われたらうるせぇよって思いそう、めんどくさい人間だから)

気がつくと朝が来ていた。泣いたら寝れたらしい。
明日が来ていた。
起きて働いて飯食って寝る。
その生活サイクルを整えることは、私が死ぬ理由を考えないようにしている、ような気もしている。

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