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長編小説「10」 完結済み

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連載していた「10」という小説をまとめました。前作「49」の続編になりますが、読んでいなくてもわかる内容になっています。 創作大賞応募用に書いたあらすじが第1話の前にありますが…
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#小説

「10」第14話

【私の選ぶ方法は】 「そうか。わかった。ああ、あとで」 次の日の朝、朝食を食べてるとトー…

ヒツジ
5か月前
2

「10」第15話

【あなたには言えない】 隠れ家の扉を開ける。つい数時間前に離れた部屋が、とてと懐かしく感…

ヒツジ
5か月前

「10」第16話

【お困り事はこちらまで】 ちょっと助けてほしい。 そんなことはありませんか? 修理、掃除、…

ヒツジ
5か月前
1

「10」第17話

【ラボ】 荒れた岩肌の前に立つ。 アジトの入り口によく似ているが、こちらは穴も何もない。 …

ヒツジ
5か月前

「10」第18話

【侵入者】 翌朝、ノーマの指示通りに9時に部屋へ向かう。ノーマは仁王立ちで待っていた。す…

ヒツジ
5か月前

「10」第19話

【1人の人として】 侵入者の正体に茫然としていたら、しばらくしてトーカが帰ってきた。俺の…

ヒツジ
5か月前

「10」第20話

【遭遇】 ラボを後にして俺たちが向かったのは貧民街の一角だった。そこでトーカから仕事の内容について説明を受けた。 「軍が反乱グループの動向を掴んだ。2時間後に鎮圧作戦が展開されるんだが、まわりには人が住んでる所も少なくない。軍は住民の被害などお構い無しだろうし、反乱グループのメンバーが民家に逃げ込むかもしれない。そこで我々の仕事は鎮圧作戦の周りをグルーっと囲んで、万が一の時に住民を避難させたり守ったりすることだ」 「先に避難させとけばいいんじゃないか?」 「そうすると軍の

「10」第21話

※今回は暴力描写(人が殺される描写)があります。苦手な方はご注意ください。 【小さなキズ…

ヒツジ
5か月前

「10」第22話

【その優しさを】 ジン達が去りトーカと2人きりになった。 「トーカ。ごめん。俺、足手纏い…

ヒツジ
5か月前
1

「10」第23話

【力を示せ】 翌朝早く、トーカは会議に出席するための準備をしていた。 「外を出歩くなよ。…

ヒツジ
5か月前

「10」第24話

【頑固者】 グリーズに担がれ走ること30分。街の外れまで来てやっと解放された。 あ、意外と…

ヒツジ
5か月前
1

「10」第25話

【天】 時刻は夜の8時を過ぎた頃。 窃盗団を捕まえて無事に帰ってきた隠れ家で、俺とグライ達…

ヒツジ
5か月前
1

「10」第26話

【待ちぼうけ】 「寂しいよ〜。俺もアジトに行きたいよ〜」 次の朝、ラボに寄ってからアジト…

ヒツジ
5か月前

「10」第27話

【アクセサリーを作ろう】 「えっ?じゃあこれから忙しくなりそうなのか」 「うん。しばらくアジトにいれる時間が短くなると思う」 「そんな〜。やっと帰ってきたと思ったのに」 久々のアジトで朝食をとりながらイッカとウノに外に出ることが増えそうなことを伝える。2人は予想通りがっかりしている。 「ん〜。まあ仕方ないか。ヒスイが決めたことだもんな」 「寂しいけど、僕らは応援するよ」 心底寂しそうな顔をしながらも2人は納得してくれた。なんだか申し訳ない気持ちになる。 「そうだ!ヒ