1.7秒で飽きられるTiktokの世界についていけるか?!
スマホのゲームを作る人たちは、電車の1駅分の長さで終わるようなゲーム作りをしていると言います。
つまり、東京の電車あれば3分くらいで次の駅に着くことを想定して、そこで次のステージが始まるとイメージして作っていると聞いたことがあります。
Tiktokでも、昔は3秒ですぐに飽きられてしまうと言うと
え~~?!
という反応がありましたが、今は2秒もガマンしてもらえない世界になっているのです。
つまり、音楽なら最初にサビを持ってくるイメージです。
しかもサビの中でもこの部分がいい!というのを最初の冒頭で伝えないといけない…
それでも見てもらえるか分からないという世界になっているのです。
もしかしたら就職の面接でも
5秒以内に、あなたの自己アピールをしてください
と言われる日が来るかもしれません。
緊張する余裕もないでしょう。
誰かの目に留まるというのを仕事にする場合、ほんの一瞬で興味を持たせる技術を磨かなければいけない世界になってきているのです。
YoutubeのCMも昔に比べたら長くなってきているし、テレビのCMは相変わらず15秒と決まっています。
長ければ目に留まる…という発想自体が昭和から抜け出せていないのかもしれません。
なのでTiktokでダンスの動画が流行ったりしているのは、そういう理由なのでしょう。
パっと目につくものといえば、人だったりモノや動物になります。
電車の広告ならば、ある程度長い間、同じ場所にとどまることでインパクトのある文章のほうが見てもらえるということから、言葉のほうが多いと感じます。
でもそれも、Z世代からしたら違うかもしれません。
どの世代にも刺さるような広告は、もはやないのでしょう。
一瞬で人の心を引き付けるアイデアは、やはりチャットGPTなどではなく、人の力でないと無理かもしれません。
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