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大学生時代のアルバイト(治安の悪い街/時給が高い)

現在でも教訓、糧となっている経験として大学生時代に行っていたアルバイトがある。
東京の下町、治安の悪い場所、個人経営、深夜の個室カラオケ&ダーツバー(現在は無くなってしまった)だ。
家が貧しかった為大学に入ると同時に学業に支障が出ないよう深夜時給の高いバイトを探し、高校時代の先輩に紹介され始める。
結果的に4年間働くこととなるのだが実に大変で、ハングリー精神や反骨精神、社会人としてのマインドが養われたと思う。
深夜のカラオケとなると大体2次会終わりの柄の悪い人達がベロベロに酔っ払った状態で現れ何喋ってるのかもわからない、個室でどうなっているかもわからない、廊下でしょんべんをする、柄の悪い客どうしが喧嘩を始めて血だらけになり救急車で運ばれる、注意すると絡まれるなど日中通常でも嫌な状況なのにこれが講義終わりみんなが寝ている深夜となるとメンタルもフィジカルもとてつもなくきつい。
目的がお金を稼ぐためだったので、柄の悪い人の受付も怒られないよう丁寧に、舐められないよう毅然と対応し、食器やグラスが散らばりびしょびしょになった部屋を急いで掃除し、廊下の水溜まりを拭き、廊下の血を拭きながら救急車と警察に連絡をしていた。その時は身を削ることがお金を稼ぐ近道だと思っていた。今YouTubeやブログなんかを見ると、当時であってもせどりやアフィリエイトなどの効率的にお金を稼ぐ人もいてやはり自分は考えが及ばなかったんだと痛感している。知っていても当時の私が行動していたかはわからないが。
このようなバイトを週5、6繁忙期になるとほとんど毎日20時〜5時まで行なっていた。
この時に本当に強く思ったのが平日の日中に効率よく働き、自分の働き次第でいくらでも稼げる仕事に必ず着く。そして柄の悪い人に対してでは無く品の良い人に対してサービスを提供するんだと。
(この時は普通のサラリーマンであっても頑張れば年収1000万を稼げると思っていた。年収1000万あれば上品でかっこいい生活ができると。)
この大変な環境下で反骨精神が芽生え、個人経営や自営業の大変さも目の当たりにしサラリーマンでのし上がってやろうと思い始めた。
どんな仕事がいいのかは大学で講義を受けながら考えていく。。。。
ちなみにお金の流れに興味がありFラン大学経済学科で金融をメインに学んでいた。

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