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うしろの自分語り

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暖簾分けで新しいマガジンをスレ立てします。いつの日か自分が誰だったか思い出すために。♬赤く赤く ああ燃える炎に♬
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記事一覧

トリセツ 志村まうしろ記事の歩き方|Manual

こんにちは、そうです私が志村まうしろです。本家と違って人気はさっぱりです。てへぺろ😝 実…

志村まうしろ
11か月前
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「ソーダ水にはね…」とアンヘラは問わず語りをはじめた|Episode

アンヘラ、きみがぼくにこの話をしてくれた日のことをおぼえているかい。 あれはなにかの記念…

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海外ホームステイ悲喜こもごも(も桃のうち)|Episode

そういえば少し前に『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』を観た。英国の7人の熟年男女が…

志村まうしろ
5か月前
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ダイナマイト・キッドをさがして|Episode

「俺たちダイナマイト・キッド世代だ!」と胸を張って言おう。 「推し」っていうのとはちょっ…

志村まうしろ
6か月前
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『破れ傘刀舟』はなぜ今は愛されないのか?|Essay

「テメーら人間じゃねえ、オレが叩っ斬っちゃる!」 ――小学校の休み時間、彼は友だちと校庭…

志村まうしろ
9か月前
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おうちに枯れた花が届いたら〜空耳アワーのススメ〜|Episode

あれは秋なのか、涼しくよく晴れた日曜の午後だったような気がするな。日清カップヌードルを食…

志村まうしろ
10か月前
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降谷建志のお父さんって探偵だったってね|Essay

*この記事の初稿は2022年9月8日です。 金田一耕助が死んだ。いや正確には古谷一行の逝去の報だが、小生には金田一耕助=古谷一行と刷り込まれているから、こう言わざるを得ない。 1977年4月にはじまったTBSの連続ドラマ『横溝正史シリーズⅠ』と、続編の『横溝正史シリーズⅡ』で金田一耕助を演じたのが古谷一行。その前年に市川崑監督の角川映画『犬神家の一族』が公開されブームを呼んだが、それに主演したのは石坂浩二。小生にとっては古谷一行のほうがムサくて、金田一耕助のイメージに近か

「未来」と名づける子の未来|Essay

あなたは「池中未来(ミク)」という子をおぼえていますか? 1980年代初めに人気を博した日テ…

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夏の幕開けに思うこと 〜“Sun Is Shining”を聞きながら〜|Essay

沖縄地方の梅雨が明けました。 早朝から太陽がジリジリと、いやフツフツと照りつける季節の到…

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前回のテイラー・スウィフトの謎への回答|Episode

さて、先週もったいぶったせいでモヤモヤして眠れなかったという苦情がドドスコ寄せられていま…

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ボクを通りすぎていったテイラー・スウィフトの残り香|Episode

最近まじめな記事が多いので、今日は肩の力を抜いて書きたい。 本題は懐かしのカントリー・ミ…

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エミちゃんおめでとう|RCサクセション|Review

レビュー2022.10.09/音楽★★★★★ RCサクセションは高校から大学時代によく聞いていた。は…

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友よ、働かない自由がほしい|Essay

これは僕がニート寄りのフリーターだった頃に書いた文章です。少し俗世に流されすぎましたが、…

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旧聞#12 文化を裁く|Essay

遅ればせながら、バルガス=リョサの『世界終末戦争』を読んだ。そして遅ればせながら、オウム事件について考えた。 この小説は前世紀のブラジルで起こったカヌードスの反乱が題材にある。奥地で原始キリスト教に帰依して暮らす異端者の集団と、その影響力の拡大を恐れた当時のブラジル政府との間の戦いが描かれている。狂信徒たちは政府側の攻撃に応戦したにすぎないが、自分たちの帝国樹立のために他者の存在を武力で否定した点はオウムの犯罪と共通する。 オウム事件は文化人類学にとって内省の契機だったと