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うしろの四次元ポケット

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感じたこと・考えたことを文章化して心の四次元ポケットにしまいます。♬上から読んでも下から読んでも ヨノナカバカナノヨ♬
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記事一覧

皮膚科の先生に聞いてみた|ユーロとコパのはざまで叫ぶ俺がここにいる|Review

この夏のサッカーの2大祭典が終わってすっかりさみしくなったブツブツ吉田さんは、定期健診の…

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にっぽんの夏、火葬の夏|Essay

この季節になると、母親を見送った地元の火葬場での光景を思い出す。あれは明暗の対比あざやか…

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梅雨の憂鬱さを少しだけ和らげるクスリ|Essay

いよいよ全国的に梅雨ですね。洗濯物が乾きませんよ。セロトニンやドーパミンが減少しますよ。…

志村まうしろ
3週間前
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カンダタよ、地球環境のことはもう諦めました|Works

現在の地球上の自然環境や資源を持続可能な形で保全しつつ、人間の経済活動や社会生活に利用し…

志村まうしろ
1か月前
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大人のように死んでしまう前に、この大草原をしなやかに駆け抜けろ!|Review

ビクトル古賀――演歌歌手のような名前だが、そうではない。日本国籍の格闘家で、アマレスから…

志村まうしろ
2か月前
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すべてのLCC被害者とお互いの傷を癒しあいたい|Essay

私は今ダークサイドにいるのでご注意あれ。 台湾の桃園国際空港で沖縄への帰国便が大幅に遅延…

志村まうしろ
3か月前
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昨日のThe Street Slidersは老いてなお美しかった|Report

40th Anniversary Final 「Thank You!」 行ってきました、4.12沖縄市ミュージックタウン音市場。The Street Slidersデビュー40周年を記念したイベントのファイナルツアーです。 スライダーズを語るときによく使われる時代区分が、『天使たち』の以前(未満)か以後か。〈以前〉におけるリトル・ストーンズと呼ばれた頃からの野太いグルーヴ感のロックンロールに比して、〈以後〉ではより多様な音楽要素を取り入れ、メロディアスで洗練されたサウン

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Modern Life: Taiwan Architecture 1949–1983の模型|Photos

志村まうしろ
3か月前
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BLに毒される前の「男の友情」をDB餃子が体現していた件|Critique

タイトルを解題すると、「ボーイズラブという概念によって色物としてみられがちだけど、ドラゴ…

志村まうしろ
4か月前
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もし『ゴールデンカムイ』が2000年代前半に実写化されていたら|Critique

映画『ゴールデンカムイ』が好評のようだね。 「玉木宏(鶴見役)がコワすぎる」とか、「山田…

志村まうしろ
5か月前
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兵士の働き方改革は永遠に無理ゲーなのだ|Review

ハノイにあるホアロー収容所は、1954年のディエンビエンフーの戦いまでフランス軍が用いた捕虜…

志村まうしろ
5か月前
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続・AIが人類を滅ぼす未来のシミュレーション|Works

前回の記事では、『人類滅亡2つのシナリオ―AIと遺伝子操作が悪用された未来』に影響され、AI…

志村まうしろ
6か月前
9

AIによる国家運営を選択する可能性がある国5選|Works

現代社会において、技術の進化と政治の新たなアプローチが融合する中で、一部の国では人工知能…

志村まうしろ
6か月前
9

勝手に増補版『世界物語大事典』|「喝采」と「光るとき」|Review

『世界物語大事典』(ローラ・ミラー総合編集、2019年、三省堂)という本を拾い読みした。そしてこう思った。 「これって無限にいけるかも?」 なぜなら人間って、脳と五感で感じる対象物に宿るイメージから、何かしらの物語性を感じとり共感する生き物でしょ。絵本や映画のような受動的な媒体はもちろん、自分でストーリーを展開させ、物語性そのものを楽しむRPGまで、素材はゴロゴロ転がっているわけだし。 てなわけで「勝手に増補版」にトライします。物語性のある日本の歌2曲をとりあげます。