森の案内人と3Dプリンター?
Bright fieldは様々な形で森に入る事、自然に親しむきっかけを提案しています。その背景には、日本における「ガイド業・インストラクター」のニーズを増やしたい。生業としたいと思う若い層の雇用に、一石を投じたいと言うVisionがあるからです。
その為のMissionとして、独自の思想から「自然に親しむきっかけ」をご提案しています。その1つの取り組みを今回は紹介したいと思います。
森に入るきっかけ
森や自然の中で遊ぶ事が大好き!と言う方はさておき。登山やキャンプと言った、アウトドア・アクティヴィティに親しみがない方も多いはずです。そこでBright fieldでは並行して運営している珈琲ショップと掛け合わせる事で、森に入る・自然に親しむきっかけをご提案しています。
「山で飲む珈琲は美味しい」と言うフレーズは大多数の方が耳にされたことがあると思います。しかし、これがなかなかニーズとはならない現状があります。(正直!笑)
そこで、「自然」と言うテーマを何か1つでも取り入れて活動されている、ショップや企業と合同で取り組む事で、相乗効果的に「森に入るきっかけ」を生み出しています。
自然をデザインとして捉える
そんな活動の中でご縁を頂いたのが「Design Studio Bergchen」さんでした。この記事のタイトルにもある3Dプリンター。これが果たして、どのように森の案内と結びつくのか?その為にまずは、Design Studio Bergchenさんについてご紹介させていただきます。
■Design Studio Bergchen
小さなニーズを満たした物作りを行う事で、必要以上の大量生産・大量消費を無くすこと。この考えが自然に対する1つのあり方だと僕は思っています。正直に書きますが、いくら綺麗事を言っても「明日からプラスチックを一切使わない」これを100%実施する事は、今の社会で暮らす我々には極めて難しい事だと思います。
ですが、個々が少しでも意識が変わるきっかけを持ち、資源のリサイクルや分別。そして、必要以上に購入・消費を避ける事ができれば、少なからず環境インパクトの軽減に必ず結びつくと考えています。その為には「自然に興味・関心」を抱くことが大きな第一歩になるのではないでしょうか?
そこで、自然界にある唯一無二のデザイン「木の葉」を、それぞれの感性や主体性を持って「リーフ型蓄光タグ」として制作する。その過程から実際に森に入り、「気づき」を呼び覚ます事ができるのではないか?そんな思いでこの企画が始まりました。そこには自然に対する学びとして、ガイドのレクチャーは必要不可欠なのです。
出会い、そして活動の場を
そして、「森の案内人と芽吹きの森の自然観察~若葉から作る自分だけのリーフ型蓄光タグ~」が生まれました。木の葉1枚に集中して観察するなんて体験、なかなかありませんよね。自然観察をしながら、散策の中で見つけた木の葉の造形に着目すると様々な気づきがあります。木の葉に空いた穴は誰が食べた虫食いなのか?なぜ一部が破れてしまったのだろう?そんな些細な変化もデザイナーとの会話から、美のエッセンスとして取り入れる事ができます。この体験を通して森林散策・蓄光タグ政策単体では感じる事の出来なかった、体験や発見を通して自然に対する興味関心を持つ「きっかけ」になることを願って活動を続けています。
主催する個々のバックボーンをお話する機会があまりもてず、少しでもお伝えできればと思い今回はこの記事を書きました。私たちの活動・Visionに少しでも共感いただく事ができれば幸いです。
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