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すきとほる綴り|◇ry



右の手が、
ひとりでに
高高指と人差し指を立て...



うごきたがる。



ふとすると、
ぴしっと動きを止め
構えているではないか。



「 ? 」… ((  みたこと、ある。))



なんか、なんか、なんか。



「 印 」



脳内answer 。



((  あ、それぽい。))



この

" なんか "  が、いかなる

" なんか "  なのか調べると。





九字切り…?





手刀て、

りん・ぴょー

とかの 、、、あれ ? ? ?





興味ないです。





でも、

せっかくだし。

空宙に言の葉を綴ってみたりなど。





ゝ ~ √ ~ゞ~ ⊆ ~ 〆 ~ ∫・・・





線と線が、

くっつかって

つながって書きにくいや。





糸ひく文の . . . か細い粘りけ。





水飴が

伸びてでも

いるようです。





ぽ ゎ ふ ゎ





浮かべておいたら、

雲と散り霧と消えそう。

だから酸素ごと言の葉を...





吸う。





酸素に

とけこみ

消えそな綴りを...





吸う。





無味。

甘くは、

ないのでした。





うむ。

そろそろ、

御寺さんへ...

行こ。

経典の響きを雨あられ、

ザブザブ浴びてまいりましょ。





そうして身を潔斎しましたら、

境内の空間で言の葉を綴りましょ。

その綴りは まんま 浮かべてくるのだ。

ほぐれちゃうかな?

とろけちゃうかな?

そうなる前に 、、、





誰か発見、
できるかな?





空宙にだよ。





空宙に、

ぽ ゎ ふ ゎ 浮 か ぶ 、

水飴みたく すきとほる綴り なんだよ。



〜 ◇ry ps 〜

すきとほる御池に泳ぐ鯉は、
一瞬...地面に浮かんで見えた・°


気持ちよさそうに
甲羅干しをしていた亀さん・°


鏡のような御池にて・°



photo & written by...十阿弥 阿世