詩:ヱッセンス 10 阿世 2023年6月19日 20:10 豐かな水から一掬を手皿に滿たしたなら指の隙から泪のやうにしたたり落ちてゆくけれど汲みとれたその僅かさこそがヱッセンス御惠おんめぐみの一滴詩と写真.....十阿弥じゅうあみ阿世シトリンがとろけた宝石水に手を浸したよう。その水を掬いあげたら透きとほる泡玉が生まれて、落ち葉と一緒に手皿でぽかんと浮かんだ。儚くも、はぢけて消えて、水の泡 . °落ち葉は水底しずかに沈み、波紋に揺れる。. ・ ° ・ 。. ・ ° ・ 。. ・ ° ・ 。 ダウンロード copy #詩 #水 #恵み 10