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合格体験記(危険物取扱者乙4類以外編)その2

本記事に目を止めて頂きありがとうございます。
本記事は危険物取扱者乙4類以外、すなわち乙1~6類を合格した際の体験記となります。


免除科目あり

有難いことに危険物乙種のどれか一つでも取得していると、他の乙種を受験する際に免除科目があります。
・危険物に関する法令(法令)
・基礎的な物理学及び基礎的な化学(物化)
 の上記2つが免除科目となります。

それ以外の科目である
「・危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(消性)」
のみの受験となり、全10問60%以上で合格となります。
つまり乙4類受験のように「法令」と「物化」を勉強する必要はないのです。

各類の難易度

危険物乙4類を★3つと評価した場合の、難易度を書いておきます。
※あくまで筆者の主観ですので、ご承知おき下さい。

1.酸化性固体   ★★★★☆

塩素酸塩類、過塩素酸塩類、無機過酸化物、亜塩素酸塩類等
覚える危険物の種類が多い事と、似たような名前でも性質や色が違う物質の問題が多々出題され引っ掛け問題が多い印象です。

2.可燃性固体   ★☆☆☆☆

硫化リン、赤りん、硫黄、鉄粉、金属粉、マグネシウム等
危険物試験の中で一番簡単です。
内容も限られていますので、傾向さえ掴めれば難しくありません。

3.自然発火性物質及び禁水性物質  ★★★☆☆

カリウム、アルキルアルミニウム、黄りん等
学校の授業などで学んだ物質について出題されます。
物品数はやや多いものの、馴染みの名前が多く取っ付きやすく感じました。

5.自己反応性物質 ★★★★☆

有機過酸化物、硝酸エステル類、ニトロ化合物等
アジ化ナトリウムやピクリン酸など、日常で聞き覚えのない物品の問題が出題されます。時間は掛かるものの、そこまで難しくありません。

6.酸化性液体   ★★★★★

過塩素酸、過酸化水素、硝酸等
実は乙種の中で一番苦労しました。
物品の数が少ない分、覚える内容が深く面倒でした。

共通認識として

各乙類を勉強するにつれて、問題に出てくる内容がある程度決まっています。
 
・物品の色や匂い
 ・単体で燃えるか、燃えないか
 ・どうすれば燃焼するのか
 ・消火方法 / 保存方法
大まかにこのぐらいです。
逆に物品の性質とポイントをしっかり押さえておけば、十分に合格点を狙う事ができます。

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乙種1・2・3・5・6類危険物取扱者試験


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他の試験でも同様ですが、参考書と過去問を購入し勉強する事をお勧めします。

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次回は

合格体験記(危険物取扱者乙4類以外編 その3)」について記事にしたいと思います。



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