タイムリープ・転生系作品を面白くする構造
私が「タイムリープ・転生系」の作品を分析した結果、3つポイントがあることがわかりました!💡そのまとめです🍀
説明をする前に、タイムリープ・転生系とタイムトラベル系の違いをしっかりと分けておかないと訳がわからなくなるので、定義を定めたいと思います。
📚タイムリープの定義
L主人公は自分が生まれたことのある世界以降しか戻ることができないと定義する
逆に生まれる前に戻れるのはタイムトラベルである。
📚タイムトラベルの定義
L自分が生まれる前の世界に肉体事移動すること 「タイムマシーンに乗る」
タイムトラベルは自分が生まれるずっと前に戻り、世界の歴史を変えるか、確定した未来になるかの基本2択に物語は収束する。有名なのが「バックトゥザフューチャー」である。両親を恋に落とし、結婚させないと自分自身の未来が消滅してしまう という名作である。
ちなみに私が好きなタイムリープ・転生系は
・バタフライエフェクト (前半30分が面白くないなーと思っていたけどその後との展開とラストの決断に心が打たれたド名作!!
・時をかける少女 (小学生の頃金曜ロードショーで観て、胸が切なくなると同時に青春を感じさせてくれた心に残る名作アニメ!)
結論:タイムリープ・転生系を面白くするのに必要な構造は
🚩タイムリープ・転生系を面白くする構造
①謎解き要素で伏線と伏線回収の軌跡を楽しめる 【謎の提供】
②アハ体験:隠されていた情報が暴露し、発見がある 【謎の解決】
③人生をやり直せること 【キャラクターの成長】
であると考えます。詳しい説明をしていきます!
🍀①謎解き要素と伏線と伏線回収の軌跡を楽しめる 【謎の提供】
簡単に言うと、予想していた通りの出来事が起きるかどうかのサスペンスの期待、予想外の展開や、真相を知りたいという謎が生む好奇心の期待等のエンタメとして物語を面白くする読者に期待を持って貰う仕組みが非常にしやすいのである💡作り手に取って、これ以上に助かることはないですね!
👇読者の期待を持ってしまう理由についての解説です🌻
🍀②アハ体験:隠されていた情報が暴露し、発見がある 【謎の解決】
例えば、それまでわからなかったことがわかった瞬間を知ることができるので、これまでの他者の行動を理解できたり、謎が解けたり、新しい捉え方が出来るようになったりする。
👇アハ体験がドーパミンを引き起こすので読者を病みつきにさせる解説です🌻
🍀③人生をやり直せる【キャラクターの成長】
誰もが憧れるもう一度あの時に人生戻れていたらきっと今はもっとかっこよくて、あれもできてこれも…等の理想を現在の記憶を保持したまま過去に戻ることで、同じ轍を踏まないように行動することができる仕組みである。だからこそ、作り手は過去に想いを抱えた人をその瞬間に立ち戻らせるのである
参考記事
・なぜ私たちはこんなにのタイムリープモノにひかれるのか
・時を超えてヒットし続ける「タイムスリップもの」の魅力とは?
・タイムリープ&タイムトラベル系作品を6種に分類&おすすめ作品紹介!時間移動もの作品の魅力を語り尽くしてみた
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