Day15 #1ヶ月書くチャレンジ 自分は独りで 味方なんていないと思っている人へ  誰かにおすすめしたい本・映画・アニメ・ドラマ

どうも、ろぎさやです。

誰かにオススメしたい
本・映画・アニメ・ドラマ

このテーマ難しすぎる!!!


何が難しいって、
どれを選ぶか!
迷う。迷うでしょう。

このテーマだけで
なん記事書けることか(*_*)

…でも決めました。

誰に何をオススメしたいか?


  • 自分は独りぼっちだと思っている

  • 誰も信用できないと思っている

  • 人の顔色をうかがってしまう

  • 人に嫌われたくないと思っている

  • 対立しないように他人に合わせてしまう

こんな人に

小野不由美さんの
ファンタジー小説
『月の影 影の海』
をおススメします!!!


なぜおススメしたいか?


この中に

人が生きる上で大切なことは何か?
というテーマが書かれているからです。

そもそもどんなお話かというと

主人公は高校生の陽子。

異世界に流され
訳もわからず
追手に追われ
信じた相手には裏切られる。

妖魔と戦い続ける日々に
ボロボロになりながらも

元いた日本へ帰るため
“必ず生き残る”と旅を続けます。


(ちなみになぜ『十二国記』なのか?それは
ここで描かれる異世界には
十二の国があり、12人の王がいるから。)


シリーズ第一作目のこの本を読めば

異世界を何も知らない
陽子の経験を通して
徐々に
どんな世界なのかが分かるような
流れになっているので、

少しずつ知識を増やしながら
ハラハラドキドキ
できるはずです。

陽子の心の片割れともいえるような
”猿”と陽子の会話は、
自分の卑怯な部分や弱さとの
葛藤を表していて

誰でも一度は経験したことが
あるんじゃないか?
と思います。

一か所引用しますね。

「本当かい?本当にそれでいいのかい。
カモにされるほど莫迦(ばか)でいいのかヨォ」

「裏切られてもいいんだ。裏切った相手が卑怯になるだけで、私の何が傷つくわけでもない。裏切って卑怯になるよりずっといい」

「卑怯になったが勝ちサァ。(中略)
親切な人間なんか、いないんだからヨォ」

「そんなの、わたしに関係ない!」

月の影 影の海<下>より

陽子はものすごく成長していくんです。
応援したくなるし、
わたしも勇気をもらえます。
力が湧いてくる!

もちろん、
物語としても抜群に面白い!

この本をおススメしない人


  • 勧善懲悪が好きな人

  • わかりやすい話がいい人

  • 軽く読みたい。読んでスッキリしたい人


ファンタジーを舞台にしていても

描かれるのは
人としての生き方、みたいな
骨太なテーマなので

合わないと思います。

そして
中国王朝風な名前で
けっこう漢字がたくさん出てくるので
読みづらいと感じる人も
いるかもしれません。


最後に


この記事を書こうと
もう一回軽く見直そうと思ったら
結局また読んでしまった。

やっぱり面白いなぁ!

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