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マーケットの実情

この上の画像を見て何族か分かる人がどの程度いるでしょうか?
これはカバンにリメイクされちゃっています。
何族か分かる人は当然原形も分かるわけですが、
オリジナルの衣装が原形のまま残っていることは非常に稀になってしまいました。

ヤオ風の衣装

こちらの衣装はヤオ族の衣装になります。
といっても、オリジナル(古い手刺繍)ではなく、最近作られたお土産品です。
エスニックの品物を扱うお店やネット上でよく見かけることができます。
ヤオが作っている可能性もありますが、そうじゃない可能性もあります。
伝統を守りつつ…とか何とか言いながら販売しているわけですが、
どの辺が伝統を守っているのか教えてもらいたい。
古くもない物を古い物って言ってたり。
機械で刺繍したものを手縫いって言ってみたり。
もうめちゃくちゃなのが現状です。

エスニックなものに興味が出ることは非常に良いことです。
でも、デザインだけ真似した安物のコピーと想いが込められ時間をかけて作られたオリジナルの衣装とは区別をしてもらいたい。
デザインが似てれば一緒でしょ!ではないんです。

そもそも本物の存在を知らないってのが実情でしょう。
HPにはオリジナルの品物を多数載せております。
興味のある方は参考になさってください。


赤ヤオのオリジナル衣装(女性用)

#ethnic #yao #original #少数民族  #ヤオ族


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