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女性AED問題が起きてしまった訳

女性にAEDを使用を恐れる男性が増え続け、使われない事例も出ている。
AEDという素晴らしい医療機器を使うのを躊躇うのは何故?と女性は思うだろう。
しかし男性からすれば女性を助けるのに躊躇いが生まれるのは当然である。
その理由は深堀りしていきたい。

きっかけとなった事件

2016年に起きた乳腺外科医事件がAEDを女性に使用するリスクを世に知らしめた。
助けた女性がせん妄で訴えてきたら…?という疑念が多くの男性に植え付けられたのである。
それ以前から女性にAEDは使われにくいとは言われていたがこの事件以降にこの問題を議論したりする機会が増えたと私は感じている。

AEDに女性に配慮をという逆効果の広報

女性に配慮したAEDの使い方という広報を見たことあるだろうか。
救命行為で一刻を争うのにそんなものは必要ないはずなのに、なぜか存在しているのだ。
これでは救助しようとしても配慮を失敗したら…?というリスクが生まれ、結果見殺しがベターな行動になるので、救命行為に女性にも配慮はいりません、一刻も早くAEDを使ってくださいと広報するべきなのだ。

女性にかかわるリスクが高くなりすぎた

男性の恋愛離れ、結婚離れにも繋がるもので、女性にかかわるとセクハラが常に付きまとう。
これが原因で一般的な男性は恋愛しない傾向が若い世代ほど見られるようになった。
これは救命でも同じ現象が起き、女性が倒れていても無視したほうが無難になるほどに女性に関わるのがリスクになってしまっているのだ。

まとめ

女性に関わるリスクの増大が水面下で起きていた時に起きたせん妄による事件によって男性が女性を助けるリスクが大きく拡散されたのが原因である。
それに医療関係者が女性に配慮という優しさに見せた追い打ちを行ってしまうことにより、女性にAEDを使うリスク高くなりすぎているのである。
それを解決するには善きサマリア人の法の適応くらいに世間の風潮を変える必要がある。
これは女性から行わない限りは達成出来ない事案であるので女性にはぜひ頑張っていただきたい。

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