支援級で学べる?!〜スクールカウンセラーとの面談〜

息子達の小学校にはスクールカウンセラーの先生が月1回来校されており、保護者は希望すれば予約をとって面談することができます。
その制度を利用して、スクールカウンセラーの心理士K先生と面談を行いました。(今回は私とK先生の二者面談)

家庭での困りごと(学習時の頻繁な癇癪)、学習の遅れ、困難さに関する相談です。現在通っている小学校の環境下で、何かジローのサポートに役立つものはないか、アドバイスを聞きたくて面談を希望しました。

とにかく書字が苦手なので、ジローの漢字テストなども持参し見てもらいました。K先生は、ジローのテストを見て、
『あらー、これは書くのかなりしんどそうですね。癇癪もひどいんですね…かなりストレスがあるんだと思います。もし、ご希望されるなら、支援級を利用されてもよいかも。通級指導を週1回利用することなどもできますが、書くのは毎日のことだし、通級よりも支援級で勉強する方が良いかな?と思いますよー』

え!?まさかのアドバイス。
ジロー、支援級で勉強させてもらえるの?!
今まで学校の先生やクリニックに相談していたかぎりでは、支援級については、ジローは対象外というような雰囲気だったので、こちらも頭にありませんでした。(クリニックでも、ジローは目立って問題を起こすタイプではないし、このWISCの数値では支援級などは利用できないでしょうね と話されていた)

『たしかに、WISCの数値を見ていると、学習がそこまでついていけないような数値ではないように思うのですが、書きの困難さは字を見ていて感じます。LDの検査もクリニックで今後してもらうといいとは思います。でも、支援級の利用はWISCの数値だけで判断するわけじゃないですよ。ジローくんの困り具合に応じて希望できます。ちょっと教頭先生と話してきますねー!』
と部屋を飛び出して職員室へ行かれました。

数分後、
教頭先生と、担任の先生とも話しできましたー!
と戻ってこられ、
『やっぱり、通級よりは支援級かなと思います。
担任の先生も、書字以外の生活面では大きな問題はないと考えられてますから、特定の授業だけ抜き出しで支援級使われたら良いとおもいますよ。
一度、支援級の見学予約とって見学してみてくださいね!』
また、LDと診断された場合には、療育手帳が取れるので放課後等デイサービスが利用できるし(学習に特化したものなどもある)、やはり学ぶ上での配慮をより受けやすいということも教えていただきました。

想像していなかった展開にちょっとびっくりの面談でした。
学校で書字の苦手さに配慮してもらい、ジローのペースで学習していけるなら、それは有難い限りです。
ジローのような子の、支援級の利用方法についてもっと詳しく確認、実際に見学などして、検討していく方向になりました。





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