漱石忌(そうせきき)
こんばんは!
今日は、夏目漱石の命日です。
漱石は、1867年2月9日に現:東京都新宿区喜久井町で生まれました。
本名は夏目金之助(なつめ きんのすけ)と言います。
児童期から文学に親しみ、大学予備門で知った正岡子規(まさおか しき)に影響を受けて俳句を学びます。
その後、講師の傍ら、小説を執筆し続けました。
『吾輩は猫である』『倫敦塔(ろんどんとう)』『坊っちゃん』『草枕(くさまくら)』などは今でも有名ですね。
その後、大病を患い生死の間を彷徨った経験が、作風に影響を与えました。『彼岸過迄(ひがんすぎまで)』『こゝろ』など、エゴイズムの追及ですね。
大正5年12月9日、胃潰瘍が原因の体内出血を起こし自宅で死去。
なんと、その後摘出された脳と胃は寄贈され、脳は、現在もエタノールに漬けられた状態で東京大学医学部に保管されているそうです。
何時の日か、漱石脳がAIで蘇ったら、どんな小説が出来るのでしょうか。
ちょっと楽しみです。
そして、漱石の文献に触れてみたくなりました。
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