不思議な日

不思議な一日だった。

きっかけは写真なのだが、カメラを片手に待っていた。
(写真を撮るのに必要な素質の1つは「待つこと≒忍耐力」だと思っている。)
そこは陸橋の歩行者用の階段であり、少ないが人も通るような場所だ。
時計を眺め、「まだあと少しある」と一息ついていた時に通行人がきた。
こちらを見ると「写真ですか?」と声をかけられる。
そこまで時間はなかったのだが「はい」と応じると「私もジャンルは違いますが写真をやってるんですよ!!」と嬉しそうなリアクションだった。
ちなみにその方が取り組んでいるジャンルは僕が今後取り組みたい分野なので僕にはラッキーな話ではある。
そこからは話が盛り上がったのは言うまでもないだろう。
そして目的の撮影の為、「あれを撮ります」と言うと「今日はスマホしかないけど」とその方も一緒に撮影していた。

話していることに不可解な点はなく、単にカメラという共通の趣味で盛り上がっただけの事。

内容としても推しのメーカーさんの話や技術を磨きたいならばサークルに入ったほうが良いとかそんなところだった。
こちらも学校やサークルを探しているのだが1番のボトルネックは勤め先の勤務時間である。
(基本は月〜土の6日間で1日あたりの実働は7時間)
例えばシフト制でも良いので、1日8時間勤務の週休二日制の会社ヘ転職したり、夜勤などがあれば明けの日も増えたりするのではないかと目論んでいる。

その方が切り上げる際には「突然で引き止めてしまいすみませんでした。」とは言われが「とんでもないです。楽しかったです!!」と答えたら嬉しそうではあり、なんだか不思議な時間を過ごさせていただいた。
例えばここでご自身の所属しているサークル等を紹介されたりしたら怪しく見えたかもしれないが、「今後も頑張ってくださいね」と切り上げていかれた。
「少しばかりチャンスルーズだったのかな?」と少し寂しく思いながらも、同時に自分の中にある写真への思いが強くなっていってることに気づいた。

話は変わるのだが少し前に家電量販店へカメラを見に行ってきた。
普段はあまりないのだがメーカーの営業さんがいてここでも話しかけられていたのだ……。
「今日は下見です。カメラは実機を持たないとイメージが作れないので。」と出だしでガードを張るも
「なるほど。スペックとかは決めてますか?」と返される。
しかしながら、話を聞いてくれそうだったので相談させて頂いた。
そもそも売る気はなさそうで、売れゆき(半導体不足の影響?)を説明した上で「冬のボーナス時期をまわると欠品するかもしれないのでその時は一週間とか待ってくださいね(汗)」みたいな話をされた。
安定供給できない事に歯がゆさを感じているのかもしれない……。
「慌てずにご検討下さい。」とパンフレットを頂いてきた。

そんな2つの出来事が重なり
「きっと近いうちに写真に力を入れるような生活にコンバートしていく」であろうことを感じた。
或いはスピリチュアルとかも好きな僕だからこそ、そのように解釈してしまっているだけかもしれない……。
いずれにせよ僕の中には1つの答えが出たのは事実。
例えば1年後にこの投稿を読み直したときに「ここから始まった」となるような出来事であって欲しいと願うような出来事だった……。

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