Java Scriptを使ったGASの使い方の基本


1.コードはおおよそ読めて,修正できれば十分

僕も0から書くことはかなり厳しい.chat GPT4 (GPT 3.5は精度低め)などに書いてもらって,雰囲気わかるだけで十分.
とは言え,全くわからないとうまくいかない時の理由もわからないし,論理的に考えればchat GPTより正確に原因を突き止められる.chat GPTだけで完全なデバッグや長大なコードを書くのは,今の段階では全然無理.
というか,いろんな諸条件があるわけで,それを全部教えるためには,そもそも人間がその諸条件を理解しないといけないので,10年経っても難しい気がする.

理解しておくべきコードとその論理

基本コードの形

function finalcode() {}

これが基本的なコードの形になる.
functionというのが機能をもたせましたよというような意味.
finalcodeが名前.ここの名前は他のものと被らないように,ある程度複雑な名前にしておくのが吉
{}内にコードが書かれる.
()内に変数を渡して,コード内で使用することが可能
意味がわからないと思うので説明すると,
例えば,何か実行したときにそれをteamsに投稿して知らせることがある(勤務表完成したとか).その際に,アドレスだけ変えて中身は同じで複数のチャネルに投稿したいというような状況を考える.

function sendNotification (Url){
//いろんなコードを書いて送り先が以下のような形式になっているとする
 UrlFetchApp.fetch(Url, options);
}

このコードだと,直前に,あるいは()内にUrlを指定するだけで,いろんなところに送るという形で再利用できる.
例えば,"当直関連"チャネルと,チーム医療やっていこうぜ!の"一般"と両方に送りたければ,上記の様なコードを書いておいた上で

function sendNotificationforGIMandComedical(){
sendNotification (当直関連のアドレス);
sendNotification (チーム医療やっていこうぜ,一般のアドレス);
}

とするだけで,2つに送ることができる.
またわかりにくいかもしれないけれど,まとめて2つを行うというfunction sendNotificationforGIMandComedicalを用意した.
その中に2つのsendNotificationを用意して,引数(Url)が別々のコードを入れたということ.なお,functionの中で他のfunction呼び出す時はfunctionという言葉は入れず,また,";"で終了という意味合いがある.

あとは,chat GPTが書いてくれるし,説明もつけてくれるので雰囲気で乗り切る.

2.実際の実行の仕方

そもそもGoogleスプレッドシートにおいて,コードかいて実行するのは以下の通り.

拡張機能をおして
コードをいろいろ書いて

書いたコードをテストしたいなら,この場合であればfinalcodeをテストしたいなら

ここでfinalcodeを選んで
実行を押すだけ

実行を押したら,実際に動く.
予定通りの挙動をしたらそれでOKだけど,ダメだったりエラーが出たら理由をchat GPTに聞いたり,慣れたら自分で判断できるようになったりする.

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