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シアターホームステイin沖縄銘苅ベース

こんにちは。9/12日〜18日の1週間かけて沖縄の那覇にあるアトリエ銘苅ベースに滞在させて頂いきました。

アトリエ銘苅ベース

9月の沖縄。かなり暑かったです。
やはり日差しの強さが違う気がします。
とはいえ、せっかくの沖縄です。精一杯楽しむためにも原付バイクをレンタルしました!
ホンダのトゥデイ😀
↓傷のチェックのための画像しかありませんでした💦

こちらのバイクで空港から劇場に20分ほどかけて向かいました。
道も広くサイコーに気持ちよかったです。
そして劇場に着き、今回ホストとして迎えてくださった当山さんとご対面。
劇場2階にある部屋を使わせて頂きます!

ちょうど週末に当山さんが演出される公演があるので、お昼はバイクで色々な場所を巡り、夕方から通し稽古などを拝見していました。
9/16,17の二日間の公演。「南の島のスピーチライター」
沖縄到着二日目から毎日稽古なり通し稽古を拝見しておりました〜

バイクでは本当に色々なところにお邪魔しました。
まずは首里城ですが、改修工事中で全貌を拝見することは出来ませんでしたが城壁の感じなど特徴的で興味深かったです。
案内をされているスタッフの方が雨も降っていないのに傘を手元に置いているのを見て不思議だな、と思っていたら来ました!スコール!
一気に土砂降りになって、すぐ止むんです。

当山さんおすすめの「首里そば」めちゃくちゃ優しい味でした!
ごはんは沖縄の炊き込みご飯「じゅーしー」

トロピカルビーチにひめゆりの塔、平和記念公園などにも行きました。
↓は平和記念公園で見た風景
海の青さが凄まじい!

そして週末になると劇場では本番です。ゲネも拝見して本番も拝見しました。
↓今回のキャストのお二人のジョーイ大鵞(たいが)さん渡久地雅斗さん。

↓劇場の公演終了後の風景

初日乾杯にも参加させて頂きました!

こちらは脚本の新井章仁さん(劇団ビーチロック)

実はジョーイさんと新井さんは同じ劇団ビーチロックの方でして、僕が数年前に出演した、ノックノックス公演「幸せの標本」の沖縄県の読谷村での上演を見て頂いたのです〜!!
沖縄到着の初日にそれが判明し、ジョーイさんと盛り上がりました笑

さて、劇場の公演も無事千秋楽を迎え、僕も微力ながらバラシのお手伝い。
そして厚かましくも打ち上げにも参加させていただきました〜
いぁ、楽しかったです。

↓最後は劇場に戻り、お世話になった当山さんとジョーイさんとしっぽり

とご覧いただけたように、約一週間アトリエ銘苅ベースの当山さんにお世話になり、劇場2階の部屋をお借りして那覇市を散策しながら、銘苅ベースに集う方々に混じって公演を拝見したり、バラシをお手伝いし、打ち上げなどにも参加させて頂きました。

バイクをレンタルして、お昼は首里城はじめ様々な観光地などを時間をかけて巡り、夕方くらいに劇場に戻り、週末に本番の公演の通し稽古を拝見する、というのが主な1日の流れでした。

数日間通し稽古を拝見して、本番が迫った公演前のゲネを拝見した時に、作品を見て受ける印象がガラリと変わったのを覚えています。
単純に繰り返し見ているから、理解が深まったという感じではなく、セリフの一言一言を実感を帯びて体感できるようになったという感じが近いかと思います。

連日バイクで走り回り、様々な景色を見て、人を見て、沖縄を感じて過ごしていたのですが、ゲネを拝見している時に、例えば交通整理をしているおじさんの顔や、居酒屋で沖縄を自慢げに語る人、コンビニの外でタバコを吸う人、など何気ないシーンの人々の表情が思い出され、生活感を感じながら見ることが出来たからなのかと考えています。

私自身、今年の4月に東京から静岡県藤枝市に移住し、同じ日本で、同じ日本人なのに微妙に生活スタイルが違うことを敏感に感じながら日々を送っているので、そこの地での生活を感じながら作品に触れることが出来たという体験にとても可能性を感じることが出来ました。

藤枝市で毎年「藤枝ノ演劇祭」というものが開催されていますが、「まちあるき」が一つのキーワードになっています。
これまではよくある「町おこしの一環」という印象でしたが、その価値にようやく気づけた気がしています。
住んでいる街の様々な表情をみてもらい観劇して頂くという、とても贅沢な時間をより多くの方に楽しんで頂けるよう、演劇祭はもちろん劇団の公演にもより情熱を注いでいきたいと思いました。

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