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後悔があるから出来る善

後悔があるから出来る善

映画レ・ミゼラブルでは過去に盗みや犯罪を犯した主人公が自身の行いに後悔し、その後の人生で善行を行い罪を赦されて幸せになる話がありますが、主人公は過去の過ちの後悔がなければあそこまでの善行を行うことは出来なかったでしょう。

私も過去に大きな後悔がありますが、そういった後悔があるから善行を頑張れるところがあります。

後悔があるから頑張れる善もあるのです。

過去に後悔があるなら心中で謝罪することと罪を償うために善行に励むことが人の正しい心です。

私の知人の保護猫ボランティアをしている人も過去に家に遊びに来る野良猫に毎日エサを上げていたそうです。エサを食べたあとに猫が家でくつろぐのですが、時間が立つと外に出していました。
ある日決心してその野良猫を家で飼うと決めた日から猫が来なくなったそうです。もっと早く猫を飼っていればと後悔したそうです。
その後悔もあってかそれから保護猫ボランティアになりました。

千日回峰行を達成した酒井雄哉さんも過去に仕事で上手く行かずに妻に当たっていたら妻が自殺をしたそうです。それから、自分は死んでも本望だと命懸けの修行をしました。そして、毎日妻に祈りを捧げたそうです。

妻の死がなければ千日回峰行は成し遂げられなかったでしょう。

過去の過ちは悪いことですが、そういった悲劇を無駄にしないためにも人は一生懸命に生きなければなりません。

過去の過ちへの謝罪と善行への努力をしますと
死が近付いてもやるだけの事はやったとの気持ちになれます。

死後の行き先は死ぬ前の自分の心が大きな影響を与えます。

罪の罪悪感はあっても、やることはやったとの気持ちになると魂も軽くなり高く昇ります。

何も償わず最後を迎えれば重く沈むことになります。

そういった意味では生きて善行を行えることは感謝なのです。

お読み頂きありがとうございました

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