政治のための政治

最近都知事選が盛り上がっているので、自分の感想を述べたいと思います。言うまでもなく、東京都知事というのは最大の都市の選挙であり、他の地区選挙とは影響力が桁違いである。全国民が注目している選挙だ。自分は選挙権がないため投票は出来ないが、、

政治をはじめニュースは普段から見ているので、選挙ももちろん追っている。が、今回の都知事選は世代交代という意味で日本が大きく変わる可能性があると感じ、今までとは違う感覚になっている。
候補者のうち、４人がメインで取り上げられているが自分が期待をしているのは石丸伸二さんである。初めてこの人の名前を知ったのは一年くらい前だろうか、記憶にない。広島の安芸高田市で市長をしていたときの議会との、争いの動画が回ってきた。最初は流す程度に見ていたが、60,70歳くらいの人達相手に自分の意見を簡潔に強く主張する姿が印象に残った。そして、何よりもロジカルで決して感情的にならない。41歳という極めて若い人だが、これほど自分を強く貫いている人は本当にかっこいい。東京都知事選挙に出馬をするとささやかれていたが、本当に立候補をしたときは驚いた。経験は確かに浅く、チャレンジングなことだと思うが、この人なら何か面白いことが起きるかもと思ったのが最初の印象だった。

組織票もあり、当選する可能性は限りなく低いと思うが、街頭演説を見たら猛追しているのも理解がいく。もともとのネット民からは期待をされていたが、演説をすればするほど多くの人を巻き込んでいっている気がする。You tubeにもこの短期間でたくさんの人と共演をしている。
自分は政治や経済に決して詳しいわけではないし、公約を見ても正解は分からない。政治資金が必要というのも理解は出来る。企業から情報をもらうことや仲良くなることのメリットもある気がするが、にしても不透明すぎる。

いろいろ話したが、自分が一番思っているのは、石丸さんにはとにかくインパクトを残してほしい。誰が当選しても短期的には内容は大きく変わらないだろう。だが、国民の意思や選挙に対する考え方は大きく変わる可能性を秘めている。投票しても変わらないと思い、政治に興味もない若者を動かせるのは石丸さんしかいないと思う。

若者の意見もしっかり反映される組織になれば投票率も上がり、政治のための政治もなくなるだろう。この先の時代を引っ張る若者がリーダーになる。いつかそんなタイミングが来ることを期待しています。