不調の思索
体調を崩した。薬を飲んで、ただひたすら安静に。若い頃は高熱が出て、それはそれで苦しいが、熱が下がるとグッと楽になり、二、三日で全快していた。今は、熱が上がるわけでもなく、ダラダラと気怠さが続く。若いときと違い、身体が闘って放熱してくれないのだ。治りが遅い、これが地味に辛い。
土日で休みだったのが幸いだが、恐らく平日でも気怠さに気付かないふりをして出勤していると思う。
往来や駅で他人を見ていると、この人たちも何かを抱えているんだろうなと思う。確かに自分も独り身なら休んでいる。実際休んでいる時は色々と助けてもらっているので、有り難いことでもある。
今日も、家の用事はほとんどやってもらって、ただ自分は寝て過ごした。そう言えば一度、家族全員が風邪でダウンして、大変だったこともある。子どもが順番にコロナに罹ったときは、看病しつつも次にこっちが罹るかもしれないというなんとも言えない感覚に襲われた。夫婦で何だか熱っぽくなり、グッタリしていたが、実際は罹っていたような気もする。
健康が一番だな、とこういう状況で痛感する。なんとか明日一日で良くなろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?