丁度いい

4日から仕事始め。この3連休も積み残しの書類整理やらお手伝いやらで、あまり休めていない。で、明日から再開。
確かに全くのオフだと、それはそれできっと時間を持て余すだろうから、これぐらいが丁度いいのかもしれない。
最近、BS放送で「孤独のグルメ」をよく観るが、今の自分にしっくり来るいい番組だ。実在の店の実在の料理を紹介してくれるので、行ってみたいと思えるハードルが低くて助かる。同じようなテイストで「迷宮グルメ」もよく観るが、こっちは海外なのでなかなか行ってみようとは思えない。純粋に異国情緒を楽しむタイプの番組だ。
主人公の井之頭五郎の生き方も憧れる。輸入雑貨の仕入れを個人で行なっている。めちゃくちゃ自由で羨ましい。勿論番組なので仕事の大変さばかりが取り上げられることは無いのだが、出先で打ち合わせを終えると近くのピンと来た料理屋に入るというスタイルが贅沢に感じる。独身のようで、車も外車である。
彼のいくつかある口癖の一つが「丁度いい」である。これは「だいたいこれくらいで」というよりは「まさにぴったり」という最高の褒め言葉としての「丁度いい」である。観てる自分としては料理のチョイスも五郎さんの仕事ぶりも含めて丁度いいと感じているので、みんながほんのりと幸福感に浸れる。
それほど外食ばかり出来ない身なので、代わりに読書で「丁度いい」出会いを繰り返したいと思う。今度書評でもやってみよう。

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