多忙の隙間

年度末で猛烈な労働の日々が続いている。noteの書き込みもなかなか出来ずにいた。こういう時にいつも思うのが、「負けてたまるか」という怒りのような感情だ。朝早くに出勤してその日の業務の優先順位を決め、突然追加される仕事もこなしていると、すでに20時を過ぎている。帰宅したら食事を摂り、風呂に入って寝るだけで、読書もまともに出来ない。癒しのシンボルである愛犬もお休み中なので、何ともストレスの溜まる生活になってしまう。
ここで疲労に体や心が負けてしまうのが、悔しくてならない。とにかく平日にやれるだけのことをやり、土日に仕事を残さないようにして、そこでとことんリフレッシュして、なんとか耐えてきている。
過労で倒れてしまうと、結局一番損するのが自分自身のように思えて、こんなことで自分の人生が貧しくなることが許せない、意地でも乗り越えよう、と思ってしまう。
あまり褒められた思考ではないとは思うが、実際今の自分を突き動かしているのはこういう負のパワーであることは間違いない。ただ、心はともかく体は年々衰えてくるので、どんなに忙しくても食事と睡眠はしっかり取らないといけない。気持ちの高揚と肉体の悲鳴とのバランスが重要だ。
ところで、土日に何をしてリフレッシュしているかと言うと、当然の「読書」「愛犬と昼寝」に加えて「温泉」「新しい音楽」である。「新しい」とは自分にとって、ということで、前からちょっと気になっていたアーティストの音楽にしっかり向き合うというものだ。今回新たにハマったのは羊文学。特にキャロルは今の自分にとって傑作である。このリズムと歌詞はなぜだか自分を「来週もやるか!」と奮い立たせてくれます。

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