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Happy Birthday to me!!

 Happy Birthday to you. 
お誕生日おめでとう、ひかりちゃん。

 2023年8月25日の朝
 家族からのお祝いの言葉を密かに心待ちにしていたら、いつもより30分も早くに目が覚めた。

 仕事で朝早くから起きている母に「good morning, my mom.」と一言。
 いつもとは少し違うあいさつのお返しは、いつも通りの「おはよう」だった。

 「あれ?もしかして今日が何日か忘れてる…?」
 自分から「今日は何の日でしょう?」と言うのも恥ずかしいので、もう少し様子を見ることにした。

 でも、そんな自分にとって特別な日に限って、
 「洗濯物片付けてね。」とか
 「チェリーの(私の愛犬の名前)散歩よろしくね。」とか
 ハイハイと流してしまいそうな言葉ばかり。

 何となく気分が下がる。今までの私なら、このどんより気分を引きずって、誰かに慰めを求めたかもしれない。でも、今日の私は違った。

 自分を想い、支えてくれる人たちに感謝の気持ちを伝える日にしよう!
 自分が生まれたこの日を自分で抱きしめる日にしよう!と心に決めた。

 ある大切な人から教えてもらった心に残る話がある。

 24年前の1999年8月25日 私が誕生した日。
 私は空から下をのぞき込んでいた。
 そして、「私、この二人の元に生まれよっ!」と決めた。
 兄弟には、「私が先に行くから、あなたたちは後から来てね」と伝え、
 両親につながる滑り台を降りて行った。
 私は、白神家の長女として両親の両手に包まれた。

 私は両親や兄弟の元に自ら選択して生まれてきたと信じている。
 そして、この選択は間違っていなかったと胸を張って言える。
 こんなにも自分を大切に見守って、愛してくれる誰かが家族なんだと思うと幸せすぎてスキップしたくなる。もし、生まれ変わっても、この人たちと生きていきたいと強く思う。

 誕生日は産んでくれた両親と今まで支えてくれた方々に感謝する日だと思う。そして、Happy Birthday to me♡と自分で自分を抱きしめてあげる日だと思う。今日くらいは、どんな自分もぎゅっと受け止めてあげてもいいんじゃないかな。

 さあ、この一年も最高の一年にしよう!!ここに自分があることに感謝!!

 「向日葵みたいだから」という言葉とともに渡された花束🌻向日葵のような真っ直ぐで明るい人になります🌞


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