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「エピソード1st」で書く

きょうはライター、コラムニストで
『本を出したい』の著者を先日発刊された
佐藤友美さんのご講演を聞いてきました。

始まるやいなや、
「遠くの皆さんのお顔が見えないから、
もっと近くにどうぞ!」
と仰って、みんな机に椅子に動かして、
ご本人は話位置を変えてスタート・・

という、開始数分で心を鷲掴み
されるような、パワーと優しさにあふれる、
そして「本を書くために必要なこと」
の問いと解の両方を500円でお聞きできるー

というとても贅沢な時間でした。

すこしでも、こちらお越しいただいたみなさんの参考になればと、恩送りの気持ちでかきます

ただ、学びの事実だけでなく
「咀嚼すること」
「エピソードを書くこと」
とお薦めいただいたので、
そんなスタイルで書いてみます。

学びてんこもりなんですが、
欲張ると伝わらない気がするので
なくなく五つに絞ります

①無料のブログと有料の書籍。
同じテーマでも、お金がかからないものと、
かかるもの。その違いはなにか?
それは読者さんにとって
「そこに新しい発見があるか」
どうか。

②新しい発見は、どうやって
作られるか?
「似たものか別のものをくっつけるところに
社会課題をみつけること」

③エピソードファースト
似たものか別のものか、それは、
「エピソード」の中にある。
データではなくエピソード。
ある具体的事象。

④ではそのエピソードを見つけるには?
「すべての毛穴を全開に」する。
五感ー。の中でも、
で見るものよりも、
耳、鼻、手、口でふれるもの、感じる。

⑤咀嚼する
自分なりに解釈をいれる。
能動的に捉える。

では、順番に、
いや逆から順番に、
自分なりに咀嚼してみます。

そうすることで、①の
「新しい発見」にたどり着きそうなので、
書いていきます。
(この時点でまだ、新しい発見に至ってません・・)

⑤咀嚼する

本日のテーマ
「本を書くために必要なこと」
を咀嚼すると、

「今日一日のうち、自分の手、鼻、口、耳が思わず動いた瞬間の風景を、言語化しておくこと。」

私の場合は、まさにきょう、
目を見開いて、会場を見渡していた冒頭の
出来事。登壇者の方が、参加者の移動を
促す瞬間。
そしてそれを書いている今です。


④すべての毛穴を全開に。

毛穴って、たまに開きます、本当に笑
鳥肌がたつ、にも似てますがちょっと
違います。

なにか書きたいテーマがある時。
私の場合はnoteでかきたいテーマは
毎日決まっていないので、
毛穴を開けておくかのように、
風を感じるように、
耳を澄ませるように、
敏感でいる準備をしています。

自分が感じたことなので、
どんなしょうもないことでもいい。
そこに意味をつけるのは、
あとでいい。
noteを書きだすときに、
ふっと脳にでてくるのが、
結果的に印象ぶかい自分らしいエピソード、
と思うようにしています。


③エピソード・ファースト

私が夜にnoteを書くのは、
今日一日の中で、毛穴にはいってきたものを
引き出したいからなんだなあと
思いました。
エピソードは朝一番では
きのうのことを忘れてます笑

朝からの行動パターンでいうと

マクドに五時に着く。
川沿いを七時台に歩く。太陽と川。
電車に乗る。本を読む。
乗客さんをこっそり観察する。
会社ー。仕事に集中。人との対話。
電車、帰宅。朝と夜の景色の違い。
きたく。

勤める会社はありがたいことに、
フルリモートできるけど、
あえて毎日出社するのは、
世の中に出るのは、
エピソードさがしをしてるんだろうな。

家の中だけよりは、
毛穴がひらきます。
それは、noteをかくためというより、
生活が豊かになる気がするから
というのもあります。

そういえば、会社って、
会う社って書くんですよね。

②似たものや違うものをくっつける。
そして社会課題に。


きょうに、かぎらず、セミナーの学びと、
noteをかくということ、
は似ています。

でも自分の中では、
noteをかくためにセミナーにいくのでは
ないです。

「本を書くために必要なこと」
を知りたい自分。

noteを書いている自分。

そのふたつをくっつけるとー。

社会課題は、

「昔より表現しやすい世の中だからこそ、
表現しにくい世の中になっている」

のかもしれません。
仮説です。


さて、新しい発見のパート
きてしまいました。

「自分が伝えたいことは
書き始めるときはわからなくて、
書いていく中で着地するー。」

とおっしゃっていたことも
くびがもげそうなくらいうなづきました。

ここまできて、
自分でもびっくりした
着地。新しい発見は、

新しい発見のためには、

「咀嚼からはじめない」

ことです。

ん?

という感じですが、

最初から、
みたりきいたりしたことを、
咀嚼しようとすればするほど、
力みます。

自分のバイアスがかかりすぎそうです。


聞いた音のままに、
さわった感触のままに、

ああ、いま、風が吹いた。
風の音がした。

と、そのまま受け取ることが先。

それを、
春だな、とか
寒いな、とか
言葉にしたくなるんですが
しない。


風だな。と。

いいかえるまえに、
それはいつもの風と
どう違うんだろ?とか、
広げてみたくなりました。


着地できたかわかりませんが、
わからないまま終わります

「わからない」
ということは、それだけ熟成された証

ともおっしゃっていました。

きょうもお読みいただきありがとうございます。気づけばたぶん過去最高の二千字に
なってました。

講演後、
台湾まぜそば。をたべました。

追いご飯がついてきます。
ごはんと麺という、似たものを混ぜて
食べちゃう価値を生んだ、
おいしさです

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