すてきな嫉妬
憧れはあっても、
嫉妬には蓋をしてきた。
「嫉妬心はよくないもの」として、
人にはもちろん言わないし、
自分のなかにもし湧いて出たときは瞬間的に、
「ねたんでも よいことないし ふたしよう」
と生きてきた。
表裏一体と考えたことはなかった。
憧れの反対は、嫌悪や反面教師であって、
嫉妬というものを肯定的に捉えるのは新鮮。
「自分との差」ならなおのこと、
憧れならすんなり受け入れられるけど、
嫉妬なら、目を背けたくなるし、
受け入れるには、かなりの労とマインドがいる
「なんであいつだけ」
「なんであいつが」と、なることがある。
この感情って、憧れよりも、強い感情として
あらわれるし、尾を引く。
敵わないこともわかりつつ、感情が先立つ。
敵わない理由とここは勝ってるという部分が、
心と頭でデッドヒートする。
という時点で「自分との差」を
推しはかろうとしている自分を客観的に
眺めた時、それは憧れ以上に、糧になるんだ。
伸びしろの、しろが、この黒い感情の中にある
だなんて、びっくり。
敵わないとおもっていたものが、
叶うための引き金になるなんて。
はい、蓋していましたので、
無関心に近づいていました。
憧れはまだあったとしても、嫉妬は、
消してゆく生き方へ。
そういえば、特定のなにかがあるんですよね。
無意識だけど、意識的になる。
同期や年下の出世、昇格。
さかのぼれば、バスケ部でのスタメン。
恋愛。
進学やテスト結果、選抜試験。
過去の方が多くて、
40歳を超えてくると、薄まってくることにも
気づかないで、自然消滅していくこわさ。
健全だと思うことから。
それを、もうひとりの自分が眺める。
傾向の自覚。
それが未来につながる。
嫉妬探しの40代と思うと、
ちょっと楽しくなってきた。
今日もお付き合いくださり
ありがとうございます。
きのうは孤独、きょうは嫉妬。
noteに書き置く感情は、その日その時を
とてもあらわしていて、
もう1人の自分が登場しやすくて、
ありがたい。
正負はないけど、素直に書いていこう。
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