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(2年目の記録)2022.5月中旬

雨と草取り

ししとう苗の定植も終了し、どうやら順調に活着した(根付いた)様で一安心。
5月中旬になってからは雨の日が続き、時折土砂降りになる時もあった。その為、畑内の水捌けの悪い場所が顕著に現れ、特に防草シートを張った畝間の通路の水溜りは、目に余るものがあった。
雨が止んですぐに圃場に入ると土を踏み固めてしまい土が硬くなるので、1日間を置き翌々日に水溜り箇所の改善をすることにした。

通路に張ったシートを剥ぎ、水の溜まる箇所へ土を追加。平もしくは一方向へ流れる様に整地。
本当はシートを張る前にきちんと考慮して作業をすべきだったけど、全くもってそこまで手が回らず。気にはなっていたけど、とにかく先にすべき作業を優先した。
ま、結局すぐにやり直す羽目になったのだけど、これはこれで早めに対応出来たので良しとした。

次に取り掛かったのは、ソルゴーの種まき。暴風対策用に育てるとうもろこしの実がないバージョンの植物である。
つい先日、昨年植えたソルゴーの根などを撤去し終わったばかりなのに、もう種植え。というか、それはただ単に自分が早く撤去せず長期間放置していたからと言うだけの話。他の方はおそらく昨年の内にシシトウ苗を撤去する際に一緒に撤去しているはず。
そう、自分が遅いだけ。

まず種を蒔く前に、蒔く場所の草取りから開始。
ソルゴーを植えた後の土はふかふかだ。よくとうもろこし栽培の後の土も柔らかくなるというが、ソルゴーでそれを実感。出来れば圃場ないの水捌けの悪い箇所にソルゴーを植え、土の状態を改善できるといいのだけど…そうもいかない。
そうすると、シシトウを植える場所が半分になってしまうので今は出来ない。そのうち少しずつソルゴーかとうもろこしを植えて、土の状態を改善しよう。

草取りを終えると、いよいよソルゴーの種まきだ。これが結構簡単というか、植える箇所に直線で1cm程の深さで線を引き、そこへ種をスジ撒きしていく。
種を蒔き終えたら、その上から両脇の土を摘んで上に被せていく。軽く表面を固め水やりをして終了。
そして、種まきをした後数日間は水やりをし発芽させる。結構ソルゴーは丈夫なので種をばら撒くだけでもいいと言われたが、それだと虫や鳥に種を食べられてしまい何度も蒔く羽目になるので、土を被せ軽く固める。
なかなか発芽しない時は、再度種まき。発芽をすれば、後は成長待つのみ。

害虫と害獣

ししとう苗を定植してから、ある程度大きく成長するまでが気を遣う。
今年は今の所ネキリムシ(根本の方の茎を噛み切り苗をダメにする虫:夜行性)被害は見当たらずホッとしているが、ネキリムシとは違う虫による葉の食害と葉の黄色化を発見。
翌日ネキリムシを発見し捕獲したが、捕殺する前に行方不明に、、、あれれ。

そして更に翌日、今度はシカ被害に。
食害こそ免れたが、マルチ(畝上に張っているシート)に無数の足跡が、、、もう『シシ神様じゃ〜』とか呑気に喜んでいられる状態じゃない。今後が不安だ。

こんな感じであちらこちらに足跡が、、、

足跡には応急処置として防水テープを貼り、圃場の周りに簡易柵を設置。ただ、本当に“簡易”なので、おそらく再度侵入される予想。
が、的中し、2日置きにシカさん畑へ来訪されました。(もう勘弁して))))

テープを貼っても貼っても増える足跡…

そして、シカさん来訪は5月下旬落ち着いたかと思いきや、再び来訪&お食事あり。
どんどんとやる気が失せる中、どうにか圃場周り全体をテープで囲い、要観察へ。
それでも6月の初旬まで続き、ついには畝ごとの勢いでお食事をして帰る始末。

こちらは5月下旬。上からかぶり付いた感じかな
これは6月初旬のお食事後の風景
大体、畝の半分(10中5〜6)がこんな有様です

といった感じで、今年はシカさんからの食害に非常に悩まされやる気を削がれ、しばらく諦めムードに突入しており、しまいには笑いが出る程でした。
せっかく昨年の害虫・害獣対策として少し苗数を増やしたのに、それを上回る勢いで食い散らかしやがって!!
と、怒るよりもガッカリの方が大きかった。とにかく精神的にキツかった。
食害にあっても、↑の様な画像の状態であっても、問題なく後に成長できると分かっていたにも関わらず、なかなか立ち直れんかった。

その為、すべき対策の柵強化をする気にならず。
しばらく凹んだ状態で他の作業に取り組んでいました。
シカ被害についてはざっと6月初旬までの経過を記しましたが、6月分でまた続きをお知らせします。

次は【ししとう栽培】2022.5月下旬で。
食害で凹んでいてもする事は他にもあるのです。下旬に取り組んだ次なる試練は如何に。


それでは、また、、、

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