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(3年目の記録)2023.4月~5月初旬

今思うと

余計な作業をしてしまった、4月前半。
3月までに米ぬか・もみ殻・牛糞堆肥を入れ土を耕していたのに、4月になり昨年同様土壌改良材や肥料を購入し、また畑に入れ込んで耕した。
事前に多少土作りをしていた事もあり、もちろんそこは自分なりに考慮し昨年よりも量を減らして畑へ投入した。
が、これが「今思うと余計な事」をしてしまったのかもしれない。
そう、思った。

これはデジャヴか?と思いたくなる程、昨年同様に突然やって来る担当者と肥料や資材の注文では何やかんやあれこれとやり取りがあり、毎度の如くスムーズには進まず、すぐに受取る事が出来ず日にちを要した。
自分も自分で、昨年の教訓からJAからではなく市販で早めに購入準備しておけばよかったものの、結局同じ事を繰り返したのだから、反省だ。

本当なら担当者に色々と相談し、土作りに関してももう少し詳しく指導を仰ぎたいところだが、どうも馬が合わないらしい。自分にも問題があるのだろうが、とにかく担当者が毎年変わるので困った。
指導してくれるという事もあり不安ながらもスタートした【ししとう栽培】だったが、1番大切な土作りに関しては詳細な指導はもらえず、自分で調べながら勉強している現在。

色んなやり方や考え方があり、今の自分では何が自分の畑に合っているのか?必要なのか?はっきりと判断出来ず、試行錯誤中。

後で気付いた

4月はとにかく余計な作業をし過ぎた。
4月下旬になり、土壌改良材投入から10日程して再度耕耘。(耕しただけ)
それから数日後、畝作りの前に元肥を入れ耕した。そう、とにかく4月は昨年以上に耕しまくった。この時は、耕せば耕す程いいと思っていたし、それで土が柔らかくなると思っていた。

けど、違った。その後、色々と調べていくうちに、耕し過ぎるのは良くないと知った。逆に土が固くなるともあった。やってしまった。後の祭り状態。

耕し過ぎるとダメな理由
・植物の根や土壌生物の作った土の隙間を破壊
・微生物の働きによる団粒構造の破壊
※団粒構造(土が柔らかく通気性・排水性に優れ、作物生育に適す状態)

4月は、色んな事をやり過ぎた月だった。
今は反省と今後の作業の教訓として胸に刻みまくっているが、2023年の【ししとう栽培】では、後にこの4月のやり過ぎ作業が尾を引いてくる事になる。

苦手な作業

このやり過ぎ作業以外は、いつも通り石・ゴミ拾いと草取り作業をし、4月末には、あの”地獄の畝作り・マルチ張り”に取り掛かった。
そして引き続き、この時は良かれと思い畝作りの前に、また耕耘。
それから、畝作り作業へ。(どう考えても耕し過ぎだ、これはいかん…)
しかも、前日終日大雨だったと記録に残しているこの最悪な土の状態で、再耕耘+畝作り。(なんてこった…)

今考えただけでも、どうかしてる。
そう思う。
おそらくこの時は時期も時期で、苗が入荷する前に定植出来るよう早く準備万端にしておきたい!という一心で作業をしていたと思われる。
自分の事なんだけど、2年間何学んできたの?と思ってしまう。まあ、後々色々とこうやって気付いていくんだけど、、、

そのまま5月に突入し、晴天と程よい暑さの中でまた軽く耕している自分。もう怖くなってきた、これはいくら何でも耕し過ぎだろ。
でも、この時の記録には”土が固いから軽く耕耘”とある。嘆かわしい。
しかし、土の状態が悪かったにも関わらず3日で畝作り・マルチ張りを完了。

【ししとう栽培】を始めてから、GW期間中はこの”地獄の作業”に日も体力も精神も捧げていたわけだが、2023年は解放された。
数日後、強風もありマルチにU字ピンを追加。余裕はあったものの、出来としては到底上出来といえる様な完成度ではなかった。

作業の手順

苦手な畝作りとマルチ張り。
自分の中で、マルチを張るのは降雨後の畝が水を蓄えてから、という思いがある。その為、今回も降雨後に畝作りをスタートしたのだが、完成してしばらくして気付いた。

「あ、畝を先に作っておき、雨が降った後にマルチを張ればいいじゃん」と。
今回の様に、土が湿った後に畝作りするのはとても作業がしづらく、時間も体力も使う。とても無駄な労力だ。
土が乾いていて扱いやすい時に畝作りをすれば、もっと容易に作業が進む。
そして、畝のみ完成させておき雨を待ち、降雨後にマルチを張る。
要は、畝作り(降雨前)でマルチ張り(降雨後)という流れ。

3年目でようやく気付いた、効率的な作業手順。
調べて知るというよりは、身を持って知った感じ。少し考えれば分かりそうなもんだと今になれば思うが、理解するのに時間を要したなぁと、つくづく自分のその場しのぎ感ありありの行動を反省。

こんな3年目のスタートで大丈夫なんだろうか・・・
先はいつも思いやられるが、なる様になるし、ならないもんはならない。と、訳の分からん考えの元、進んでいくのでした。
そして、記録は残していても画像を残していない2023。

それでも少しは学んでいっている、と言い聞かせる。
しかない。
進め、自分。

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